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更新日:2014年10月8日

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日本脳炎について

日本脳炎とは

日本脳炎ウイルスを持っている蚊に刺されることにより感染する病気です。日本脳炎発生状況
現在もアジアで広く流行しており、毎年3万人から4万人の患者が発生いますが、日本では予防接種が開始されて以来、患者数は大幅に減少しました。(大阪府では、平成21年に1件の報告がありました。)
感染すると、突然の高熱、頭痛、嘔吐などを発症し、意識障害や麻痺などの神経系の障害を引き起こすこともあるので、予防接種や蚊に刺されないなどの予防が大切です!

海外での流行地や詳細については、以下のページをご確認ください!
厚生労働省検疫所:日本脳炎(外部サイトへリンク)

感染経路と症状

日本脳炎ウイルスは、ブタの体内で増殖し、そのブタの血液を吸血した蚊(主にコガタアカイエカ)が人を刺すことで人に感染します。人から人へ直接感染することはありません。
6から16日の潜伏期間の後、38度以上の高熱、頭痛、悪心、嘔吐、めまいなどを呈します。その後、意識障害やけいれん、体の麻痺などが起こります。
感染しても日本脳炎を発病するのは、100から1000人に1人程度で、大多数は無症状(不顕性感染)のまま経過します。
しかし、発病すると死亡率は20から40%で幼児や高齢者では死亡の危険性が高くなります。また、生存者の45から70%で後遺症が残るといわれています。
特別な治療はなく、症状に応じた対症療法が中心になります。

蚊に刺されて高熱が出た場合は、かかりつけの医療機関を受診してください。

予防について

日本脳炎には予防接種が有効です。
また、長そで・長ズボンの着用、虫よけスプレーを使用するなど蚊に刺されないように気をつけましょう!
予防や対策について、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください!

日本脳炎の予防接種

日本脳炎の予防接種後に重い病気になった事例があったことをきっかけに、平成17年度から平成21年度まで日本脳炎の予防接種を積極的に勧めることを控えていました。(その後、新たなワクチンが開発され、現在は日本脳炎の予防接種を通常どおり受けられるようになっています。)
このため、平成7年度から平成18年度に生まれた方は、平成17年度から平成21年度に日本脳炎の予防接種を受ける機会を逃している可能性があります。
母子健康手帳をご確認いただくとともに、定期接種については、今後市町村からのご案内に沿って、接種を受けていただくようお願いします。

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