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更新日:2014年10月8日

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マラリアについて

マラリアとは

マラリア原虫を持った蚊に刺されることで感染する病気です。マラリアの発生状況
熱帯・亜熱帯地域で感染者が多く、100か国余りで流行しており、世界保健機構(WHO)の推計によると、年間2億人以上の方が感染し、200万人以上の死亡者がいるといわれています。
日本では、1991年を最後に国内で感染した例はないと報告されていますが、海外で感染し、日本に帰ってきてから発症する患者は例年、数人います。

マラリア原虫の種類や症状によって、熱帯熱マラリア、三日熱マラリア、四日熱マラリア、卵形マラリアの4種類があります。
それぞれ、マラリア原虫の種類が違い、症状も少しずつ異なります。中でも、熱帯熱マラリアは、早期に適切な治療をしないと、短期間で死に至る場合があります。

海外に渡航する前に、その地域でマラリアが流行っていないかを確認しましょう!
海外の流行地については、以下をご確認ください。
厚生労働省検疫所:マラリアに注意しましょう(外部サイトへリンク)

感染経路と症状

マラリア原虫をもった蚊に刺されることで感染します。予防薬を内服していても感染する場合がありますので、注意が必要です。
潜伏期間は1週間から4週間ほどで、発熱、寒気、頭痛、嘔吐、関節痛、筋肉痛などの症状が出現します。
マラリアと診断された場合には、抗マラリア薬を投与します。感染した地域やマラリアの種類によって使用する薬剤が異なります。

海外で蚊に刺されて、発熱等の症状が出た場合は、医療機関を受診し渡航先や蚊に刺されたことを医師に伝えましょう。

予防について

マラリアには予防薬があります。流行地へ渡航する際は、抗マラリア薬の予防内服を行うことが望ましいとされています。
渡航先も流行状況や滞在期間、活動内容、基礎疾患の有無などによって予防薬が異なりますので、事前に専門医に相談し、必ず指示に従って内服してください!
また、長そで・長ズボンの着用、虫よけスプレーを使用するなど蚊に刺されないように気をつけましょう!
予防や対策について、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください!

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