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小児外傷救急医療
大阪府における小児外傷救急医療体制に関する検討会
大阪府の救急医療体制の充実強化を図ることを目的として、小児外傷の搬送困難症例に関する救急搬送及び受入体制について詳細検討を行うため、有識者による「小児外傷救急医療体制に関する検討会」を設置し、検討しました。
構成員
検討会の委員は、大阪府救急医療対策審議会、府内の救急医療施設、消防機関、大学及び行政機関等に属する者、必要な専門的知識及び技能を有する者で構成しました。
検討内容
これまでの救急医療体制の整備では、初期救急から三次救急までを捉えて考えられてきたが、本検討会においては、小児急病の特性から家庭での医療機関検索や家庭内ケアと切り離すことができないため、病院前の階層を含めた現状と課題を整理し、その上で必要な対策を検討していくこととしました。
救急を取り巻く体制
提言書
提言書は、本検討会から大阪府に提出されたのち、第57回大阪府救急医療対策審議会に報告いたしました。
本編をご覧になりたい場合 → 提言書(ワード:2,425KB) (提言書(PDF:1,257KB))
概要版をご覧になりたい場合 → 提言書(概要)(エクセル:357KB) (提言書(概要)(PDF:234KB))
参考資料ををご覧になりたい場合 → 参考資料(ワード:9,661KB) (参考資料(PDF:4,927KB))
子どもの頭部打撲3日日誌
本検討会で、提言書13頁に記載している通り、対応策に『受診後、軽症で帰宅可能と判断した場合には、継続して十分観察を行っていくことの必要性について、保護者への啓発を行うことが必要である。このため、関係団体等が中心となって、小児外傷患者についての保護者の理解促進や帰宅後の患者の安全を図る目的で作成された、「子ども頭部打撲3日日誌(案)」等の保護者連携パスの活用も推進していく必要がある。』とあり、リーフレット及び医師用マニュアルを作成しました。
※3日日誌の利用は医師のみでお願いいたします。一般の方の個人利用はおやめください。
※医師用マニュアルのご利用を希望される場合は大阪府小児科医会までお問い合わせください。