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災害時用臨時ヘリポート選定・整備状況
災害時用臨時ヘリポート整備の目的
大規模災害発生時におけるヘリコプターの有効活用を行うため、災害時用臨時ヘリポートの整備を大阪府地域防災計画に位置付け推進しています。なお、災害時用臨時ヘリポートの選定は、大阪府地域防災計画において原則として市町村が行い、大阪府に報告することが定められています。
大阪府では、この輸送活動等の効果をより効率的に発揮させるため、整備の推進や場所の確保だけでなく、事前にヘリコプターが離発着可能な場所を情報として把握するため、大阪府内市町村に選定状況を照会し、その結果を取りまとめています。
この取りまとめた資料は、大阪府内市町村をはじめ、防災関係機関と共有し、災害時において、ヘリコプターによる輸送活動等を効率的に運用するための基礎資料としています。
災害時用臨時へリポート選定・整備状況【2024年7月1日現在】
- 新規追加(1箇所)
・島本町立第二中学校グラウンド(島本町) - 修正(6箇所)
・萩谷総合公園(高槻市)
・木戸東運動場(河内長野市)
・SAYAKAホール駐車場(大阪狭山市)
・大津川河川公園(忠岡町)
・稲倉池グランド(泉佐野市)
・南部公園(泉佐野市) - 廃止(0箇所)
- 選定・整備数226箇所
ただし、施設整備中等の理由により一時的に使用不可能な箇所があります。
災害時用臨時ヘリポートの選定基準
- 地盤は、堅固な平坦地のこと。(コンクリート、芝生が最適)
- 地面斜度6度以内のこと。
- 離着陸(発着)のため必要最小限度の地積が確保できること。
- 大型ヘリコプター・・・100m四方の地積
- 中型ヘリコプター・・・50m四方の地積
- 小型ヘリコプター・・・30m四方の地積
※機種に応じた離着陸に必要な地積(PDF:48KB)
- 二方向以上からの離着陸が可能であること。
- 離発着時、周辺に支障のある障害物がないこと。
- 車両等の進入路があること。
- 林野火災における空中消火基地の場合
- (1)水利、水源に近いこと。
- (2)複数駐機が可能なこと。
- (3)補給基地が設けられること。
- (4)気流が安定していること。
- 受入時における留意事項
- 風向風速を上空から確認判断できるように、ヘリポート近くに吹き流し又は旗を立てること。
これが準備できない場合でも航空機の進入方向を示す対策(例:発炎筒)をとること。 - 着陸点には「H」を表示すること。
- 状況により消火設備、照明設備、補給設備等を整備すること。
- 風向風速を上空から確認判断できるように、ヘリポート近くに吹き流し又は旗を立てること。