更新日:2024年5月24日
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議場(ぎじょう)へご案内
議場(会議を行うところ)の案内
建物について
この議場は、大正15年(1926年)10月に完成しました。大阪府本庁舎(ほんちょうしゃ)の2階中央にあります。
今、実際に使われている議場としては、全国の47都道府県の中で一番古い議場です。(ちなみに国会議事堂は、昭和11年(1936年)に建てられました)
議場内について
①議席
議員がすわる席で、全部で79席あります。
②議長席
議長は、府議会を代表します。議長や副議長は議員が自分たちの中から選びます。
③演壇(えんだん)
議場での発言は、演壇で行います。議長席から議員にむかう演壇と議長席・理事者席と向き合う対面式演壇(たいめんしきえんだん)の二つの演壇があります。
質問をする議員はこの二つの演壇を自由に使用できますが、質問に対して説明する人は議長前の演壇しか使用できません。
④理事者席
知事、副知事など議員からの質問に対して説明する人がすわる席です。
⑤速記者(そっきしゃ)席
府議会では、会議の記録を「速記(そっき)文字」という特殊(とくしゅ)文字で書いています。これを後でみんなが読めるようにして、議員や知事などの発言をそのまま記録します。その記録(これを「会議録」といいます)は、明治12年に初めて開かれた大阪府会(現在は「大阪府議会」)からすべて保存(ほぞん)されています。
現在、議場ではコンピュータによる音声認識(おんせいにんしき)システムを導入していますが、速記者がこの席でシステムの動作確認(どうさかくにん)と補助(ほじょ)的に速記を行っています。
⑥スクリーン
対面式演壇(たいめんしきえんだん)の議員のすがたや資料を表示するために、スクリーンを設置しています。左右のスクリーンには同じ画面がでます。
傍聴(ぼうちょう)席
府議会の本会議がどのように進められているかを直接(ちょくせつ)見たり聞いたりできます。席数は、130席あります。
傍聴席には、身体の不自由な方のために、車椅子専用(くるまいすせんよう)のスペースがあります。
また、会議中は、耳が不自由な方のために、手話通訳(しゅわつうやく)も行います。