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更新日:2020年2月25日
ページID:28602
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請願第40号の処理結果報告(令和5年2月定例会報告分)
請願番号
請願第40号
件名
腎疾患総合対策の早期確立等に関する件
令和5年2月定例会報告分
請願項目 |
処理の経過及び結果 |
区分 |
所属 |
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2 透析患者が安心して透析が受けられるよう、必要な対策を実施すること。 ⑴重複障がいにより歩行困難な65歳未満の透析患者の通院について、障がい者総合支援制度が容易に活用できるよう、制度の充実を各市町村に指導すること。 |
障がいにより歩行が困難な方の通院に関しては、「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」に基づき、障がい者の申し出により市町村が障がいの状況を判断して支援が必要であると認める場合には、障がい福祉サービスの居宅介護サービスにおける通院等介助が利用できる。 いずれのサービスを提供するかについては、支給決定を行う市町村が個々の利用者の事情により総合的に判断することとなるので、市町村に相談していただきたい。 |
結果報告 | 福祉部 (障がい福祉室地域生活支援課、生活基盤推進課) |
⑵重複障がいにより歩行困難な65歳未満の透析患者の通院について、府として通院送迎のための施策を検討すること。 | |||
⑶大規模災害が発生した場合、透析患者が安心して治療が受けられるよう体制を整備すること。 | 大規模災害時の透析医療提供体制については、日本透析医会が運営する「災害時ネットワーク」等を通じて、人工透析施設の被災状況などの情報把握を行い、市町村、保健所等へ速やかに提供していくこととしており、平成30年の「大阪府北部地震」等の災害時においても「災害時情報ネットワーク」や「EMIS(広域災害救急医療情報システム)」等を利用し、府内透析機関の被害状況の把握及び情報提供を行うなど透析医療の確保に努めた。 また、平時においても府ホームページに災害時の自助努力に役立つ情報を掲載しているほか、災害時にもスムーズに透析を受けていただくためのツールとして透析条件等を書き込んでいただくことのできる「緊急透析カード」を作成し、大阪腎臓病患者協議会の御協力もいただきながら多くの患者への配布を行っている。 引き続き、災害時の備えについて府ホームページ等を通じて注意喚起を行うとともに実災害の経験から見えた諸課題について検証を行い、それらを踏まえた訓練を関係機関と連携して実施するなど、さらなる支援体制の確保に努めていく。 |
結果報告 | 健康医療部 (保健医療室地域保健課) |
⑷合併症による重複障がい等により、通院困難となった透析患者が入院できる施設等を府として整備すること。 | 新たに入所施設を府として整備することは困難な状況。 合併症による重複障がい等で通院が困難となった場合には、「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」に基づく居宅介護サービスにおける通院等介助のサービスを利用できる場合があるので、市町村に相談していただきたい。 府としては障がい者の必要なサービスを把握し、多様なニーズに応じることが可能となるよう生活基盤の整備促進に努めていく。 |
結果報告 | 福祉部 (障がい福祉室生活基盤推進課) |
⑸透析患者が、新型インフルエンザをはじめとする感染症法に指定された感染症に感染しないよう、府として対策を講じること。 | 「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づき、新型インフルエンザをはじめとする感染症の発生動向を常に監視し、適切に予防やまん延防止が図られるよう、国や保健所、地方衛生研究所、医療機関等の関係機関と連携し、体制の整備を行っている。 特に、急速にまん延し府民の生命と健康に重大な影響を与えるおそれがある感染症については、国と連携して監視体制を強化し、適切に対応することとしている。 |
結果報告 | 健康医療部 (保健医療室感染症対策企画課) |
⑹透析患者が、新型インフルエンザをはじめとする感染症法に指定された感染症に罹患した場合、府内で安心して治療が受けられるよう、府として体制を整備すること。 | 透析患者等への医療体制については、「新型インフルエンザ等対策特別措置法」に基づき策定した行動計画において、整備を進めることとしており、府内で透析患者等のハイリスク患者に対する専門的な院内感染対策がなされている協力医療機関は、令和4年12月末時点で26機関が登録されている。 | 結果報告 | 健康医療部 (保健医療室感染症対策企画課) |
3 府内の医療機関において、臓器移植が一例でも多く行われるよう、府としてより効果的かつ具体的な対策を講じること。 | 府では、臓器移植の一層の推進を図るため、府広報媒体を利用した啓発やポスターの配布、臓器提供意思表示カードの配布等を行い臓器移植に対する理解と協力を得られるよう普及啓発を行っている。 また、医療機関において臓器提供から移植までの流れをスムーズに運ぶことができるよう、全体調整の役割を担う「臓器移植コーディネーター」を1名設置するとともに、「臓器移植コーディネーター」と連携し院内調整や医療従事者への啓発などの役割を担う「院内移植コーディネーター」の届け出制度を設け、医療機関に「院内移植コーディネーター」の設置と府への届け出を呼びかけるなど、府内における移植医療の円滑な実施に努めている。(令和4年12月末時点31施設149名) 引き続き、臓器移植に対する理解が深まるよう府民への普及啓発を行うとともに、さらなる「院内移植コーディネーター」の設置、育成を図るなど、医療機関の環境整備に取り組んでいく。 |
結果報告 | 健康医療部 (保健医療室地域保健課) |