ここから本文です。
泉州地域農業の特色
- 施設化や機械化を図って、農地を効率よく利用することで、野菜や花きなどの施設園芸を中心に、消費地に近い有利な立地条件を生かした収益性の高い農業。
- 泉州地域は、大阪府の農業産出額の約1月2日を占める府内最大の農業地帯。
農業産出額(単位:千万円、2015農業センサスより)
野菜
野菜は水なす、ふき、みつば・しゅんぎく・ねぎ等軟弱野菜の施設栽培、キャベツ、たまねぎ、さといも等の露地野菜を中心に、多種多様な生産が行われており、キャベツ、たまねぎ、なす、さといもの野菜指定産地があります。
泉州の野菜指定産地作付面積(農林水産省統計)
果樹
果樹は温州みかんを中心に、もも、いちじく等の生産が盛んで、近年は直売所向けにぶどうの栽培も行われています。
花き
花きはアイリス、フリージア、きく、けいとう、なでしこ、花壇苗の生産が行われています。
畜産
畜産は、乳用牛を飼養している農家が23戸で、府内の8割を占めています。さらに肉用牛、豚、採卵鶏、あひるが飼育され、安全で良質な畜産物を提供しています。
なにわ特産品
大阪府の指定による「なにわ特産品」21品目のうち、泉州水なす、大阪ふき、しゅんぎく、泉州キャベツ、泉州たまねぎ、大阪みかん、大阪もも等15品目が泉州地域の特産として栽培されています。