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地域とともに育む泉州のみどりづくり
神於山の自然再生(岸和田市)
岸和田市の神於山は、雨乞いや、農業用の肥料、薪を採取する山として大切にされてきましたが、時代の変化とともに人の手が入らなくなり、近年ではタケやツルがはびこる状況になっていました。
そこで、岸和田市と一緒になって平成10年に神於山の保全活動に取り組むプロジェクトに着手することになり、また、平成15年に神於山で大阪府植樹祭が開催されたことを契機に、地元町会やボランティア団体、農林業関係団体や行政等35の団体が結集して「神於山保全活用推進協議会」を発足させ、神於山の保全再生に取り組んでいます。
地域の方が集い、話し合いを通じて合意形成を図り、自発的な活動によって自然再生を図る取り組みで、平成16年には自然再生推進法に基づく協議会としての認定を受け、竹林の伐採やヤマザクラ、クヌギやコナラ等の植栽活動を行っています。
子どもたちによる草刈り風景
企業ボランティアによる植樹風景