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北摂の農業 ともに育てる
新着情報
- 令和6年11月7日 北部普及だより第115号を発行しました!
目次
- 新たな担い手の確保・育成
(1)新規就農者や新規参入企業のみなさんを応援 (2)大阪産(もん)スタートアカデミー (3)農業を志す人へのメッセージ - 農業者の育成と生産の振興
(1)大阪エコ農産物の生産振興 (2)新ブランド「北摂いちご」の生産振興 (3)農山漁村発イノベーションの取組み支援
(4)農作物鳥獣害被害防止 - 革新的農業技術の普及
- 当事務所の印刷物
- 農業関連メールマガジン、フェイスブック
重要なお知らせ
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北摂の農業 共に育てる
当事務所では、北摂の農業を共に育てていくため、新規就農者の確保と育成や新規参入企業のマッチング及び農業経営の発展を支援しています。
1 新たな担い手の確保・育成
(1)新規就農者や新規参入企業のみなさんを応援
新型コロナウイルス感染拡大に伴う生活様式の変化により、府民の「農のあるライフスタイル」への関心が高まっています。
こうした動きを農業の担い手確保に取り入れるため、大阪府では、令和3年に農政室内に「大阪農業つなぐセンター」を設置しました。
これまでの新規就農相談窓口とハートフルアグリサポートセンターの担い手確保に加え、マルチワーク等で農業に取り組む方や副業等に農業を取り入れる企業と農家のマッチングを行い、半農・半Xや副業など、府民のライフスタイルに応じた農業への参画を促進します。
「大阪農業つなぐセンター」では農業に興味のある方や企業等の皆様に対し、めざすスタイルに応じたサポートを行っていきます。
また、副業やボランティアなどにより農業に参画する企業をアグリパートナーと位置づけ、農業者とのマッチングする制度も実施しています。
農業分野への参画を検討されている方や企業の皆様、まずは同センターにお問い合わせください。
相談窓口
大阪農業つなぐセンター(大阪府環境農林水産部農政室推進課経営強化グループ内)
電話番号 06-6210-9589(直通)
メールアドレス Nougyou@gbox.pref.osaka.lg.jp
所在地
〒559-8555 大阪市住之江区南港北1-14-16 大阪府咲洲庁舎22階
【最寄り駅】地下鉄中央線「コスモスクエア駅」下車、南東へ徒歩8分
ニュートラム南港ポートタウン線「トレードセンター前駅」下車、ATCビル直結
※北摂地域に参入された方や企業の皆様には、当事務所がサポートを行い、営農計画の立て方や栽培方法の指導等を行っています。
(2)大阪産(もん)スタートアカデミー
大阪府では、令和3年度から新規就農者の確保・育成を目的に、品目特化型の研修プログラム「大阪産(もん)スタートアカデミー」を開講しています。令和6年度の北部農と緑の総合事務所では、有機農産物栽培農業者から直接学ぶことができる「有機農産物アカデミー(北部地域)」を実施します。
アカデミーでは、農作業を実習する「栽培研修」と、栽培の基礎や有機JAS認証制度、営農計画の作成、販売戦略などの知識を学ぶ「講座研修」を実施します。
新規就農をお考えの方は、ぜひご応募ください。
令和6年度大阪産(もん)スタートアカデミー「有機農産物アカデミー(北部地域)」を実施します!
(3)農業を志す人へのメッセージ
当事務所管内の農業は、豊富な水と日中の温度差を活かして栽培した米に加えて、トマトやイチゴなど、これまでから府民に親しまれてきた人気ブランド野菜が数多くあります。現在、多くの若手農家が新たなブランドづくりにチャレンジしており、消費者のファンが増えてきています。
『これからの北摂の農業が面白くなりそうですね。』と言われることが、増えてきました。特に、能勢町では平成25年に30年ぶりに若手農家による4Hクラブが22名で復活しました。会員の9割が新規就農者で、地域農業に新しい風を吹き込んでくれと地元の方々も喜んでいます。
「これから農業をしてみたい!」という人へのメッセージいただいていますので、ぜひ参考にしてください。
- 能勢町 成田ふぁーむ(成田周平)さん【取材:2019年9月】(PDF:592KB) 能勢町 成田ふぁーむ(成田周平)さん【取材:2019年9月】(ワード:538KB)
- 能勢町 植田農園(植田和明)さん【取材:2019年9月】(PDF:329KB) 能勢町 植田農園(植田和明)さん【取材:2019年9月】(ワード:365KB)
- 能勢町 須美ふぁーむ(今堀淳二)さん【取材:2019年9月】(PDF:442KB) 能勢町 須美ふぁーむ(今堀淳二)さん【取材:2019年9月】(ワード:656KB)
- 能勢町(株)原田ふぁーむ(荒木沙蘭)さん【取材:2021年1月】(PDF:1,919KB) 能勢町(株)原田ふぁーむ(荒木沙蘭)さん【取材:2021年1月】(ワード:1,973KB)
2 農業者の育成と生産の振興
(1)大阪エコ農産物の生産振興
大阪府ではより安心のできる農産物を求める府民の声に応え、環境に配慮した農産物を、「大阪エコ農産物」として認証し、その生産振興を行っています。大阪エコ農産物は農薬や化学肥料の使用を通常の半分以下に抑えて栽培されており、北摂ではエコれんげ米が最も親しまれています。
また、当事務所では農業者へのGAP導入を推進しています。
大阪エコ農産物の認証マーク!
(2)「北摂いちご」の生産振興
昭和30年代、北摂地域は府内でも有数のいちご産地でした。その後、開発に伴う農地の減少や生産者の高齢化等により生産は激減しましたが、近年いちごの生産者が増えてきています。
令和3年2月には、ハウス栽培を行うメンバーが集まり、「北摂いちご生産者の会」を設立しました。当事務所では、栽培等の研修に加え、管内の先進的な生産者による実践的な技術指導を行うとともに、ハウス内の環境制御の導入や葉柄の硝酸態窒素やカルシウム含量のリアルタイム栄養診断などで、いちごの高品質化と収量アップを図っています。
さらにプロモーションの開催等、府民の方に広く知っていただくための取組みをすすめています。
(紹介チラシの一例)
日本語版
英語版
日本語版
英語版
(3)農山漁村発イノベーションの取組支援
大阪府では、府内の農業者等による農山漁村発イノベーションの取組を支援するため、人材育成や異業種交流会の開催、様々な分野の専門家の派遣などを行っています。
農山漁村発イノベーションの取組みを支援します【大阪府流通対策室】(外部サイトへリンク)
(4)農作物鳥獣害被害防止
大阪府における有害鳥獣による令和元年度の農作物被害は、被害面積83.6ha、被害金額は約1億4千万円にも上っています。背景には、生産者の高齢化や農産物価格の低迷による生産意欲の減退による耕作放棄地の増加や再森林化等があります。
大阪府では、農作物鳥獣被害防止対策事業などにより、農作物鳥獣被害に対する対策を実施しています。府内市町村が「鳥獣被害防止特別措置法」に基づき作成する「鳥獣被害防止計画」に基づいて実施する鳥獣被害防止策に対し、支援を行っています。
3 革新的農業技術の普及
農業分野では、ロボット技術やICTを活用して、超省力化、精密化や高品質生産の実現を推進する「スマート農業」が注目されています。当事務所では、水稲やいちご、とまと栽培などでのスマート農業の推進を大阪府立環境農林水産総合研究所や大学等との連携により、導入していきます。
大阪府におけるスマート農業の推進【大阪府農政室】(外部サイトへリンク)
4 当事務所印刷物
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5 農業関連メールマガジン、フェイスブック
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