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更新日:2024年10月17日

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おおさか気候変動対策賞

おおさか気候変動対策賞ロゴ大阪府では、事業活動における気候変動の緩和及び気候変動への適応並びに電気の需要の最適化又は建築物の環境配慮に関し、他の模範となる特に優れた取組みをした事業者若しくはその事業所(以下「事業者等」という。)又は建築主及び設計者(以下「建築主等」という。)を対象に、その功績をたたえる「おおさか気候変動対策賞」の表彰を行います。

令和6年度 おおさか気候変動対策賞(公募型部門)の応募受付を開始します!

大阪府気候変動対策事業活動表彰制度要綱 要綱(PDF:166KB) 要綱(ワード:32KB)
令和6年度おおさか気候変動対策賞実施要領 要領(PDF:243KB) 要領(ワード:40KB)
応募申請書(自薦様式) 様式(エクセル:47KB)
応募申請書(他薦様式) 様式(エクセル:48KB)

皆様からのご応募をお待ちしております。

募集期間

令和6年6月17日(月曜日)から令和6年10月16日(水曜日)まで

賞の種類

大阪府知事賞:最も優れた取組みを実施した事業者等に授与します。
優秀賞 :その他優れた取組みを実施した事業者等に授与します。
また、各分野において審査の結果、特筆すべき取組みを実施している事業者等について「特別賞」が授与されることがあります。

応募資格

大阪府内に事業所を有する事業者又はその事業所とします。

審査・選考方法

「大阪府環境審議会気候変動対策部会」において委員による審査を経て、大阪府が受賞者を決定します。

応募方法

実施要領に基づき、受付期間中に必要書類を電子メールにて提出してください。(郵送不要)
 

令和5年度の受賞者が決定しました!

令和5年度 おおさか気候変動対策賞(公募型部門)の受賞の概要

温室効果ガスの排出量の削減等に関する取組みを対象とする「緩和分野」、気候変動の影響による被害を回避又は低減する取組みを対象とする「適応分野」の2分野において公募し選考を行いました。受賞者は以下のとおりです。

大阪府知事賞

分野 事業者 活動の名称・受賞理由 推薦者
緩和分野

エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社

(活動の名称)
大阪府での温室効果ガス排出の大幅削減による気候変動対策への貢献
(受賞理由)
府内の通信ビル6拠点において、省エネと使用電力を100%再エネ化するという2本の柱で温室効果ガス削減に取組んだ。機器冷却のための使用電力が多い施設において、AIを活用した空調制御や、ラック列間の吸気(低温)と排気(高温)を物理的に分離して空調の高効率化を実現した。
また、取引先サプライヤーの選定条件に環境保全の要素を明記し、調達時の条件を定めることでサプライチェーン全体を通しての排出量削減に取組むことは、温室効果ガス削減に多大な貢献をするものと評価でき、刷新性・波及性など総合的な観点からも、最も優良な取組であると判断した。

 

緩和分野

株式会社 川下機工

(活動の名称)
環境配慮型ものづくり推進活動
(受賞理由)
省エネに向けた活動計画を策定するとともに、電力量及びCO2排出量を可視化し、それらの取組効果を社員に提示することで社内の省エネ・省CO2意識の向上に取組んだ。中でも3次元気流解析で製造工場構内の気流と熱溜まりを視覚化できたことで、空調の高効率化を実現した。これらの手法は、大型機器の稼働を止められない製造業を中心に他企業への波及効果が期待でき、刷新性・持続性など総合的な観点からも、最も優良な取組であると判断した。
日本電気保安協会グループ にちほ再エネ株式会社

優秀賞

分野 事業者 活動の名称・受賞理由 推薦者
緩和分野 セッツ株式会社
(活動の名称)
LED照明の調光システムによる更なる省力化
(受賞理由)
物流倉庫の照明設備をLED化し、動体認識力が高いネットワークカメラによる自動調光システムを同時に導入することで、作業者の安全や作業効率を高めながら省エネ化を実現した。
人やフォークリフト等の機器の動きを検知し、動線上の照明調光を1%単位で自動制御を行うことができるシステムの活用は、使用箇所ごとの細かいニーズにも対応できることから、倉庫だけでなく他の業界でも参考となる事例であり、継続性・波及性などの総合的な観点からも、優良な取組みであると判断した。
 
緩和分野

大同生命保険株式会社

(活動の名称)
ESG投資を通じた持続可能な社会の実現
(受賞理由)
2014年から様々なESG投資手法に取組み、2022年までに累計約5,000億円の投資を実施。自社のCO2排出量削減はもとより、排出量の多い投融資先とのエンゲージメント等の継続を通じ、企業の取組状況に応じて、削減目標の引き上げを提案するなど、排出量削減を図った。
社会全体の排出量削減に貢献していることや、積極的なESG投資によって脱炭素への流れを加速することにつながるなど、社会への波及効果が高いことから、刷新性・波及性など総合的な観点からも、優良な取組であると判断した。
 
適応分野 株式会社竹中工務店/大阪本店
(活動の名称)
熱中症ゼロ、大阪・関西万博の建設現場で未来社会をデザイン
(受賞理由)
休憩用の畳部屋やシャワー室、空調管理されたトイレ、一部費用を会社負担する水分補給用自動販売機の設置により、夏の猛暑における建設現場の環境改善に取組んだ。
また、AIを活用した2週間先の天候予測データをもとに業務管理を行うなど、様々な対策に組織的に取組むことで自社作業員の『熱中症罹患者ゼロ』を達成したことは、建設業界だけに限らず他の模範ともなり、継続性・波及性などの総合的な観点からも、優良な取組みであると判断した。
大塚製薬株式会社 関西第一支店

特別賞

分野 事業者 活動の名称・受賞理由 推薦者

緩和分野

学校法人天美学園/近鉄自動車学校 脱炭素社会の実現への取組み  
緩和分野 アンダーツリー株式会社/キコーナ津守店 パチンコ店における快適性を維持した“換気と空調”の運用改善事例 ダイキン工業株式会社
緩和分野 株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ/岸和田製造所

岸和田製造所の全電力を再生可能エネルキ゛ーに変換

 
緩和分野 大阪中央ダイカスト株式会社 省エネ効果の最大化から逆算した活動体制の変革  
緩和分野 独立行政法人 労働者健康安全機構 大阪労災病院 病院の建て替えによる医療と環境を考慮した設備の導入及び取組  
緩和分野 株式会社日研工作所/本社工場 NIKKEN MEGA SOLAR  

令和5年度おおさか気候変動対策賞(公募型部門)の取組の概要はこちら 受賞者の取組概要一覧(PDF:2,088KB)

令和5年度おおさか気候変動対策賞表彰式を実施しました!!

令和6年3月6日(水曜日)に吉村知事出席のもと、大阪府知事賞の表彰式を行いました。
エヌ・ティ・ティコミュニケーションズ株式会社表彰写真株式会社川下機工表彰写真

令和6年3月21日(木曜日)に森岡副知事出席のもと、優秀賞、特別賞の表彰式を行いました。

優秀賞と特別賞表彰写真

令和4年度おおさか気候変動対策賞(公募型部門)の受賞の概要

温室効果ガスの排出量の削減等に関する取組みを対象とする「緩和分野」、気候変動の影響による被害を回避又は低減する取組みを対象とする「適応分野」の2分野において公募し選考を行いました。受賞者は以下のとおりです。

大阪府知事賞

分野 事業者 活動の名称・受賞理由
緩和分野 大阪大学

(活動の名称)
カーボンニュートラルの実現に向けたZEB化の取組み
(受賞理由)
通常の建設コストと同程度となる普及可能なZEBをコンセプトに推進し、新築2棟のZEB Ready認証とZEB Oriented認証を取得したことは、将来にわたる府域の温室効果ガス削減に多大な貢献をするものと評価できる。
また、設計段階のみならず、運用段階においても確実にZEB基準を満たすよう組織内での体制を整備するなど、PDCAを機能させるための具体的な達成手法を確立しており、継続性・刷新性などの総合的な観点からも、緩和分野において最も優良な取組みであると判断した。

適応分野 関西エアポート株式会社
(活動の名称)
気候変動と関西国際空港の防災対策事業
(受賞理由)
IPCCのシナリオに基づき、空港島周辺の護岸を通常の嵩上げ量に気候変動による海面上昇の予測分を追加して嵩上げした点は、高潮・高波などの水害による影響の軽減に多大な貢献をするとともに、将来予測に基づく適応策のモデルケースの一つとなるものと評価できる。
また、護岸嵩上げだけでなく、消波ブロックの設置、電気設備の地上化や大型止水版の設置など、気候変動による大型化した想定外の台風による影響を軽減・抑止し、関西経済への影響を最小限にすることが期待できるなど、継続性・波及性などの総合的な観点からも、適応分野において最も優良な取組みであると判断した。

優秀賞

分野 事業者 活動の名称・受賞理由
緩和分野

戸田・ハンシン・大容特定建設工事共同企業体 寝屋川北部地下河川 城北立坑築造工事

(活動の名称)
脱炭素社会の実現への取組み
(受賞理由)
事務所への太陽光パネルの設置による自家消費や、工事現場で必要となる電力をRE100電力に切り替えたことは、府域の温室効果ガス削減に大いに貢献をするものと評価できる。
また、建設工事現場における環境対策として率先して取り組むものであるとともに、本取組を他の工事現場に展開することでさらなる排出削減につなげることができるなど、刷新性・波及性などの総合的な観点からも、優良な取組みであると判断した。
緩和分野

野村不動産マスターファンド投資法人

(活動の名称)
2重サッシ導入による窓性能の向上で、既存ビルのさらなる省エネ化新たな付加価値を創造した取組み
(受賞理由)
既存ビルへの2重サッシの導入により、空調によるエネルギー消費を低減したことは、府域の温室効果ガス削減に大いに貢献をするものと評価できる。
また、既存ビルへの省エネ高性能ガラスの入れ替えにおいて課題となっていた大規模かつ長期的な工事や、コスト負担、テナントへの配慮について、短期間かつコスト低減を可能としたことで、導入へのハードルを下げるとともに、自社保有物件だけでなく同業他社の既存オフィスビルにも導入できるものであることから、継続性・波及性などの総合的な観点からも、優良な取組みであると判断した。
適応分野 ユニバーサル・シティウォーク大阪
(活動の名称)
施設従業員の雇用環境向上のため廃棄傘の有効利用及び熱中症対策におけるドリンク無料配布施策
(受賞理由)
従業員に対して、拾得傘を再利用するよう推奨したことや、ドリンクの無料配布の際にポップ等による啓発を実施したことは、意識向上による行動変容を促し、気候変動による影響の軽減に大いに貢献しているものとして評価できる。
また、他店舗や他施設への波及のため、各店舗や各事業会社へ当取組みについて共有がなされていることから、継続性・波及性などの観点からも、優秀な取組みであると判断した。

令和4年度おおさか気候変動対策賞(公募型部門)の取組の概要はこちら 令和4年度おおさか気候変動対策賞 取組概要(PDF:2,137KB)

令和4年度おおさか気候変動対策賞(届出の評価結果に基づく顕彰)の受賞の概要

大阪府気候変動対策の推進に関する条例に基づき届出された実績報告書のうち、計画期間(2018年度から2021年度)の最終年度(2021年度)の評価結果が最良である事業者について以下のとおり表彰します。

2021年度評価結果が最良であった事業者一覧
事業者名 温室効果ガスの排出の量の削減実績(2018年度比2021年度実績)
京阪神ビルディング株式会社 13%(原単位ベース)
株式会社大阪マルビル 26.6%(排出量ベース)

 

令和3年度おおさか気候変動対策賞(公募型部門)の受賞の概要

 

温室効果ガスの排出量の削減等に関する取組みを対象とする「緩和分野」、気候変動の影響による被害を回避又は低減する取組みを対象とする「適応分野」の2分野において公募し選考を行いました。受賞者は以下のとおりです。

大阪府知事賞

分野 事業者/事業所名 活動の名称・受賞理由 推薦者
緩和分野 J.フロントリテイリング株式会社/大丸心斎橋店・心斎橋PARCO

(活動の名称)
再生可能エネルギー100%のESGモデル店舗
(受賞理由)
大丸心斎橋店、心斎橋PARCO店をモデルに、館内で使用する電力を100%再生可能エネルギー由来に切り替え、3年間で9割以上のCO₂を削減したことは、府域の温室効果ガス削減へ多大な貢献をしたものと評価できる。
また、グループとしてTCFD、SBT、RE100への賛同、参加を進め、全国の店舗においても計画的に脱炭素に向けて取組みを進めており、波及性・継続性など総合的な観点からも、緩和分野において最も優良な取組みであると判断した。

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適応分野 大阪シティバス株式会社
(活動の名称)
バス停留所における猛暑対策の取組み
(受賞理由)
猛暑対策として、バス停留所において、温度抑制ベンチの設置や緑化対策を実施したことにより、多数の利用者に対する暑熱による影響の軽減に、大いに貢献しているものと評価できる。
また、バス停の多くは道路上にあることから、ミスト等の設置には許可が必要などの課題があるが、その課題に対して私有地に設置するなど工夫が見られ、刷新性・波及性など総合的な観点からも、適応分野において最も優良な取組みであると判断した。
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優秀賞

分野 事業者/事業所名 活動の名称・受賞理由 推薦者
緩和分野 株式会社光明製作所/リユーズ工場
(活動の名称)
地球温暖化防止への取組み
(受賞理由)
省エネ診断結果に基づき、着実にCO₂を削減するとともに、使い終わった水道用高密度ポリエチレン管を洗浄、殺菌して再利用するリユーズシステムの開発・運用により、ライフサイクル全体でのCO₂削減に大いに貢献しているものと評価できる。
また、運搬にかかるCO₂を削減するために首都圏に拠点を設け、本格稼働にむけた取組みを進めており、波及性・持続性など総合的な観点からも、優良な取組みであると判断した。
(一財)大阪府みどり公社
緩和分野 南海電気鉄道株式会社
(活動の名称)
カーボンニュートラルを目指したグループ一体の取組み
(受賞理由)
グループ全体として、2030年度2013年度比46%削減、2050年CO₂排出実質ゼロを目標に掲げ、7年間で10万トン以上のCO₂を削減しており、府域の温室効果ガス削減へ多大な貢献をしたものと評価できる。
また、TCFDへの賛同、遊休地や駅のホーム上を利用した太陽光パネル設置、自社所有林を活用したJクレジットの創出など脱炭素にむけた様々な取組みを進めており、波及性・継続性など総合的な観点からも、優良な取組みであると判断した。
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適応分野 大塚製薬株式会社
(活動の名称)
ポカリスエットアイススラリーの開発・販売と熱中症対策の普及啓発
(受賞理由)
猛暑対策として、ポカリスエットアイススラリーという自社製品を活用し、公民連携による熱中症予防の普及啓発を実施しており、教育現場や作業現場における暑熱による影響の軽減に大いに貢献しているものと評価できる。
また、公民連携自治体数も非常に多く、継続性・波及性など総合的な観点からも、優良な取組みであると判断した。
おおさか気候変動適応センター((地独)大阪府立環境農林水産総合研究所内)

特別賞

分野 事業者/事業所名 活動の名称 推薦者
緩和分野 グリコマニュファクチャリングジャパン株式会社/大阪工場 CO₂削減~CO₂ゼロへの挑戦~ -
緩和分野

株式会社中日本冷蔵・太平製氷冷蔵株式会社

温室効果ガス削減への取組み (一財)大阪府みどり公社
緩和分野 株式会社ラウンドワン 多店舗における快適性を維持した持続的な省エネ事例 ダイキン工業株式会社
適応分野 ケイミュー株式会社 WBGT計測器導入による熱中症未然防止 -

令和3年度おおさか気候変動対策賞(公募型部門)の取組の概要はこちら令和3年度おおさか気候変動対策賞 取組概要(PDF:2,564KB)

令和3年度おおさか気候変動対策賞(届出の評価結果に基づく顕彰)の受賞の概要

大阪府温暖化の防止等に関する条例に基づき届出された実績報告書のうち、計画期間(2018年度から2020年度)の最終年度(2020年度)の評価結果が最良である事業者について以下のとおり表彰します。

2020年度評価結果が最良であった事業者一覧
事業者名 温室効果ガスの排出の量の削減実績(2017年度比2020年度実績)
アジア太平洋トレードセンター株式会社 19.9%(排出量ベース)
株式会社エスラインギフ

8.4%(原単位ベース)

小野薬品工業株式会社 14.7%(原単位ベース)
大阪ターミナルビル株式会社 18.4%(原単位ベース)
関電不動産開発株式会社 9.3%(原単位ベース)
住友商事株式会社 17.1%(原単位ベース)
中山鋼業株式会社 10.3%(原単位ベース)
三井住友信託銀行株式会社、住友商事株式会社 14.5%(原単位ベース)
学校法人桃山学院 30.5%(排出量ベース)

これまでの受賞者及び取組実績はこちらです。 過去の受賞者一覧(PDF:849KB)  過去の受賞者一覧(エクセル:25KB)

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