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臓器移植について
お知らせ
≪令和7(2025)年10月に「第26回臓器移植推進国民大会」を大阪府で開催します!≫
日程:令和7年10月26日(日曜日)
場所:大阪市中央公会堂(大阪市北区中之島1丁目1番27号)
時間や内容など詳細は決まり次第、ホームページでお知らせします。
本大会は、毎年10月の臓器移植普及推進月間にあわせて、臓器移植についての理解を深めるとともに、家族の対話や意思表示をしていただくよう呼びかけることなどにより、臓器移植の一層の定着推進を図ることを目的として開催されます。
今年度の第25回臓器移植推進国民大会は、令和6年10月20日(日曜日)に鳥取県で開催されました。
・第25回臓器移植推進国民大会チラシ(PDF:3594KB)
・鳥取県国民大会についてはこちらから(外部サイトへリンク)
臓器移植について
大阪府では、「臓器の移植に関する法律」に基づき、移植医療に関する正しい知識の普及啓発活動を通じて、臓器提供及び移植を希望される方の意思を最大限に尊重し、その実現に向け府民の理解と協力が得られるよう努めています。
臓器移植とは?
臓器移植とは、重い病気や事故などにより臓器の機能が低下し、移植でしか治療できない方に他の方の健康な心臓、肺、肝臓、腎臓などの臓器を移植して、機能を回復する医療です。健康な家族からの肝臓・腎臓などの部分提供による生体移植と亡くなられた方からの臓器提供による移植があります。
医療技術や医薬品だけではなく、皆さん一人ひとりの善意による臓器の提供ならびに広く社会の理解と支援により成り立つ医療です。
臓器提供の流れについて
臓器移植には、他の方の健康な臓器の提供が不可欠です。
現在の臓器移植法で定められている臓器提供は、脳死後あるいは心臓が停止した死後に行うことができます。
▼提供可能な臓器について
- 脳死後
心臓・肺・肝臓・腎臓・膵臓・小腸・眼球 - 心臓が停止した死後
腎臓・膵臓・眼球
意思表示について
ご自身の意思を尊重するためにも、臓器移植について考え、家族と話し合い、「提供する」「提供しない」どちらかの意思を表示しておくことが大切です。
普及啓発について~10月は臓器移植普及推進月間です!~
大阪府では、ひとりでも多くの府民の方に臓器移植について考えていただくために、大阪府オリジナルの臓器提供意思表示カードの作成・配布や、臓器移植普及推進月間である10月を中心に、街頭での啓発を実施しています(以下は、「第50回すみよし区民まつり」(写真左)、「FC大阪試合会場」(写真右)での啓発のようす)。
また、10月16日のグリーンリボンデーに「グリーンライトアップ」を実施しています。
「大阪グリーンライトアッププロジェクト」の詳細についてはこちら
「臓器移植普及推進月間」の詳細についてはこちら
グリーンリボンとは
グリーンリボンとは、世界的な移植医療のシンボルです。
グリーンは成長と新しいいのちを意味し、"Gift of life"(いのちの贈り物)によって結ばれた臓器提供者(ドナー)と移植が必要な患者さん(レシピエント)のいのちのつながりを表現しています。
より多くの人に移植医療について理解してもらうため、毎年10月の臓器移植普及推進月間を中心に、グリーンリボンキャンペーンが行われています。
臓器を提供してもいいという人と移植を受けたい人が結ばれ、よりたくさんのいのちが救われる社会を目指しています。
「グリーンリボンキャンペーン」についてはこちら(外部サイトへリンク)
医療機関の皆様へ
大阪府内における臓器移植の迅速かつ円滑な実施とともに移植医療の普及啓発を図ることを目的に、大阪府臓器移植コーディネーター(大阪府臓器移植連絡調整者)を設置しています。
大阪府臓器移植コーディネーターは臓器提供意思表示カードの公共施設への設置や普及を行うとともに、大阪府内の移植施設や臓器提供に協力いただける施設への巡回および連携体制の整備、臓器移植に関する制度等の普及啓発活動を行っています。
また、医療機関内での普及啓発や臓器提供発生時の連絡調整役として院内移植コーディネーターを設置しているところもあります。
- 院内移植コーディネーターについてはこちら大阪府/臓器移植に関して医療機関の皆さまへ
- 院内移植コーディネーター設置届についてはこちら院内移植コーディネーターについて
- 臓器提供可能施設についてはこちら脳死及び心臓死下臓器提供可能施設(令和3年8月1日現在:届出順)
よくある質問
Q1 臓器移植側に費用の負担や謝礼はありますか。
A1 臓器移植はあくまでも善意による行為であるため、臓器移植側に費用の負担は一切ありません。また、葬儀の費用や謝礼が支払われることもありません。臓器を提供した場合、厚生労働省から感謝状が贈られます。
Q2 なぜ、臓器移植についての意思表示が大切なのですか。
A2 脳死後、心臓が停止した死後とも、臓器提供については、まず本人の意思が尊重され、さらに家族の承諾が必要となります。本人の意思が不明な場合は、家族が臓器提供をするかしないか決断することになります。自分の死後のことを自らの意思で決めるために、また家族が本人の意思を尊重しながら決断できるように、生前からその意思を示しておくことが大切です。
Q3 意思表示に費用はかかりますか。
A3 意思表示には費用は一切かかりません。必要なのは健康保険証、運転免許証、マイナンバーカードなどの意思表示欄への記入や、臓器提供意思表示カードへの記入、インターネットでの意思の登録のみです。
関連リンク
臓器移植について詳しく知りたい方は、(公社)日本臓器移植ネットワーク、(公財)大阪腎臓バンク、(公財)大阪アイバンク、NPO法人日本移植者協議会のホームページをご覧ください。
機関名 |
電話番号 |
---|---|
03-5446-8800 | |
(公財)大阪腎臓バンク(外部サイト) | 06-6377-3000 |
(公財)大阪アイバンク(外部サイト) | 06-6875-0115 |
06-6360-1180 |