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更新日:2024年5月22日

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令和3年大阪の製造業 概況

概 況

 令和3年6月1日現在で実施した「令和3年経済センサス-活動調査」の産業別集計(製造業)(従業者4人以上の事業所)の大阪府の集計結果(確報)の概況は、次のとおりです。

 (1) 事業所数、従業者数及び製造品出荷額等の概況(第1,8表※)

 

事 業 所 数  1万4,412事業所 前回に比べ1,720事業所減少(▲10.7%)
従 業 者 数  41万7,816人    前回に比べ7,692人減少(▲1.8%)
製造品出荷額等  16兆9,758億円   前回に比べ2,899億円増加(+1.7%)


※「第○表」は、付表の表番号をいいます。
※「前回」は、平成28年経済センサス-活動調査です。

 

全国との比較

全国との比較

 

(2) 事業所数、従業者数及び製造品出荷額等の産業別状況(第1表、第1,2,3図)

〔1〕 産業別構成比

 事業所数、従業者数及び製造品出荷額等の産業別構成比上位3産業は、下表のとおりです。事業所数の上位3産業は、平成22年以降変動がありません。 

産業中分類別構成比上位3産業

表2

〔2〕産業別寄与度

 「寄与度」とは、統計値の変動(伸び率)について、その統計値を構成する各要因の増減が伸び率を何ポイント押し上げ/下げているのかを示すものです。各要因の寄与度の合計は、伸び率と一致します。

 A産業の寄与度 =(A産業の今回の値- A産業の前回の値)÷全産業の前回の値× 100

ア  事業所数は、24産業のうち1産業で増加、23産業で減少し、全産業では前回に比べ10.7%減少しています。 寄与度を産業別でみると、減少は金
  属製品 (▲2.1ポイント)、繊維(▲1.3ポイント)、生産用機械(▲1.3ポイント)の順となっています。増加は非鉄金属(+0.3ポイント) のみとなって
  います。

第1図 事業所数の増減(前回比▲10.7%)の産業別寄与度(従業者4人以上)

図表1

イ  従業者数は、24産業のうち17産業で減少、7産業で増加し、全産業では前回に比べ1.8%減少しています。
   寄与度を寄与度を産業別でみると、減少は家具(▲0.6ポイント)、電気機械(▲0.6ポイント)、印刷(▲0.5ポイント)の順となっています。増加は
  生産用機械(+1.0ポイント)、 非鉄金属 (+0.3ポイント)、業務用機械(+0.2ポイント)の順となっています。

第2図 従業者数の増減(前回比▲1.8%)の産業別寄与度(従業者4人以上)

図表2

 

ウ  製造品出荷額等は、24産業のうち11産業で増加、13産業で減少し、全産業では前回に比べ1.7%増加しています。
   寄与度を産業別でみると、増加は輸送用機械(+5.7ポイント)、生産用機械(+1.8ポイント)、はん用機械(+0.4ポイント)の順となっています。
   減少は化学(▲2.0ポイント)、電気機械(▲1.9ポイント)、石油・石炭(▲1.4ポイント)の順となっています。

第3図 製造品出荷額等の増減(前回比+1.7%)の産業別寄与度(従業者4人以上)

図表3

(3) 製造品出荷額等の産業別構成比(第1表、第4図)

 前回に比べ、基礎素材型産業では、「化学」が11.9%から9.7%に、「石油・石炭」が8.8%から7.2%にそれぞれ低下しています。
 加工組立型産業では、「輸送用機械」が7.7%から13.1%に、「生産用機械」が9.0%から10.7%にそれぞれ上昇し、「電気機械」が6.3%から4.3%に低下しています。
 生活関連・その他型産業では、「印刷」が2.9%から2.5%に低下しています。

第4図 産業別構成比の前回比較(従業者4人以上)

第4図


令和3年経済センサス製造業/調査の概要/利用上の注意/用語の説明/概況/1.事業所数/2.従業者数/3.製造品出荷額等/4.付加価値額(従業者30人以上の事業所)/5.現金給与総額/6.原材料使用額等/7.生産額及び在庫額(従業者30人以上の事業所)/8.年間投資総額[有形固定資産](従業者30人以上の事業所)/9.工業用地及び工業用水(従業者30人以上の事業所)/10.全国における大阪府の状況/報告書(PDFファイル)と統計データ(EXCELファイル)


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