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リサーチ・プレゼンテーションの成果発表会(2023年1月14日開催)に参加いただいた学生の皆さんの感想等をご紹介します
2023(令和5)年1月14日に開催した「『副首都・大阪』連携プロジェクト」リサーチ・プレゼンテーションの成果発表会に参加いただいた学生の皆さんの声をご紹介します。
成果発表会の様子については、こちらをご覧ください。
令和4年度参加大学(50音順) ※大学名をクリックすると、該当項目にジャンプします。
追手門学院大学
地域創造学部 3回生 畠中 笑美さん
私たちの学年は大学進学と同時に新型コロナウイルスが流行し、制限された学生生活を送ってきました。そのため、他大学の学生と関わる機会がなかったため、「大阪副首都プロジェクト」で貴重な機会をいただいたと思っております。
私たちのグループはプラスチックごみの削減について、大学生でもできることに焦点を当てて考えていきました。話し合いをしていくなかで論点がずれてしまったり、物事を一面でしか見ることができていなかったりしました。しかしながら、何度もオンライン上などでメンバーと話し合いをすることで、それぞれの考えについて多くの意見を出し、その内容をすり合わせることで説得力のある資料を作成することができました。
今回のプロジェクトに参加し、事務局の皆様、他大学の先生方からいただいたご指摘や学びを今後の学生生活等で活かしていきたいと思います。最後になりましたが、開催に際しご尽力いただいたこと、厚く御礼を申し上げます。
地域創造学部 3回生 舩田 颯さん
私は、今回の「副首都・大阪」連携プロジェクトに参加をし、政策提案をする事の難しさを知りました。私たちは、大阪を日本一の環境先進都市とするための提案としてプラスチックゴミの量を減らすためマイボトルを利用する政策を提案しました。学生目線での提案を考えていたのでアンケートを行い、学生がマイボトルを取り入れる際に重視している点を調査しました。その結果、学生のマイボトル利用者は半数を超えるという事を明らかにしました。
この度は、貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。副首都推進局の職員・他大学の先生方からのご意見やご指摘を自らの成長の糧とし、より良い研究を進めたいと思います。
地域創造学部 3回生 松本 侑磨さん
私たちは、環境先進都市大阪を目指し、マイボトルの利用によるプラスチックゴミ削減について政策提言をしました。その中で論理的で説得力のある発表を目指し、アンケート、インタビュー、フィールドワークなど多くの調査を行いました。入学以来、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で多くの活動が制限されていましたが、今回の研究では様々な調査方法を実際に行うことができ、非常に貴重な経験となりました。
この度は、新型コロナウィルスの感染拡大が続くなか、対面での政策提言という貴重な機会をつくっていただき、誠にありがとうございました。副首都推進局の方々、他大学の先生・学生の方々からのご意見や指摘を活かして、より良い研究を行っていけるよう精進してまいります。
地域創造学部 3回生 真部 楓也さん
今回、私は副首都・大阪連携プロジェクトに参加出来たことで、自分の力が大きく伸びたと感じました。例えば、1年間を通し研究を続けたこと。グループで一生懸命取り組み、その結果を大勢の前で発表することなど、本当に大事な経験をさせていただけたと感じています。他にも、他大学との交流や、その大学教授を含めたグループワークでは、私には無い視点の意見を聞くことができ、そのどれもが私にとって貴重なものでした。
改めて今回副首都・大阪連携プロジェクトに参加出来たことを本当に嬉しく思います。今回のプロジェクトの中で得たものは今後の私の人生で決して無駄になることの無いモノばかりだと感じます。
地域創造学部 3回生 岡田 唯人さん
今回の副首都プロジェクトリサーチ・プレゼンテーションは、我々が暮らす大阪において非常に重要なテーマである副首都について、それぞれの大学のメンバーが各々の関心に基づいた調査・研究を進め、また発表を通して他大学、大阪府・市との交流を行うことで、副首都に対する取り組みの理解促進と機運醸成につなげるための良い機会になりました。
我々追手門学院大学藤原ゼミでは、「マイボトル推進」「持続可能なモビリティ」「フードデリバリー」の3つのチームに分かれて調査・研究を進めてきました。中間発表と成果発表会を通し、それぞれのチームが多くの課題を超えて副首都・大阪に向けた研究・政策提言を完成させたことで、メンバーそれぞれが我々の暮らす大阪、副首都について考えることができたと思います。
この度は貴重な機会を頂き、誠にありがとうございました。
地域創造学部 3回生 内藤 毅人さん
今回のような、一年間かけて与えられたテーマに沿って調査・研究を進め発表するというのは初めての経験であり、その中で様々な「壁」が存在しました。テーマに対してどのようなアプローチで、どのようなアイデアを用い、そのために必要な情報や根拠はなにか。「発表時間15分」という枠にどれだけの情報を提示し、過不足なく伝わるのか、等々。結果として、最終発表直前まで内容を検討した事が功を奏し、良いフィードバックが得られ、またチームとしても非常に納得がいくものができたと考えています。
また個人としても、今回の活動を通じて、自らの論理性を改めて考えたり、「人に意見を伝えることの難しさ」を痛感したりと、様々な壁に当たりながらも、工夫を凝らした結果を提示できたのはよい経験になりました。これは今後の社会生活でも十分に活かされる経験だと感じております。
最後に、今回のプロジェクトで寄せられた学生の様々な視点や意見が、よりよい大阪副首都構想の萌芽となることを期待しています。この度は貴重な経験をさせていただき、誠にありがとうございました。
地域創造学部 3回生 藤原 拓未さん
「副首都・大阪」大学連携プロジェクトに参加させていただきありがとうございました。とても貴重な経験をさせていただきました。
私たちは交通を主題において持続可能なモビリティについて提案しました。大阪に通勤通学をしている人々の交通手段について改めてリサーチして、代替交通手段について環境問題や渋滞、混雑に起因する利便性と絡めて考えることができたのは非常に有意義でした。
そして今回は最終報告会にてすべての参加大学が対面で集まり、意見交換をすることができました。こうして他大学と切磋琢磨して皆でより良い副首都大阪像を求めることで、また議論を一歩先に進められたのではないかと思います。この経験を糧によりよい研究にできるよう精進して参ります。
この度はこのような機会を作っていただき、誠にありがとうございました。
地域創造学部 3回生 八尾 康平さん
今回、この「副首都・大阪」連携プロジェクトに参加させていただき、新たな交通の形として、自転車やキックボードなどの環境に配慮した交通への実現に向けて研究を進めてきました。
その中で、この研究を大阪が副首都としてどのような価値をもたらしていくのかを考えるのに苦労しました。大阪でやる意味や他都市とどう差別化していくのかを考えることに尽力しました。そこから実際に政策を考える際の実現可能性や有効性について考える難しさを感じました。
コロナ禍がいまだにおさまってない中で、このような発表の機会をつくっていただき、副首都推進局の方をはじめ、他大学の皆様、関係者の方々、誠にありがとうございました。
地域創造学部 3回生 北野 みづきさん
今まで授業などで政策について学んできましたが実際に自分たちが政策提案をするということはなかったため、今回「副首都・大阪」連携プロジェクトに参加することで良い経験ができたと思います。
私たちのグループは「フードデリバリーによる副首都・大阪の魅力発信」というテーマで発表しました。大阪ならではの郷土料理と、このコロナ禍で需要が高まったと考えられるデリバリーとを掛け合わすことで、より大阪を食の街にすることができるのではないかと考えます。改善点は、費用など予算についても考えるという点です。今回の発表を通じて提案を主張する上で必要なことは、数字など具体的に示すことであると学びました。ここで学んだことは、今後活かしていきたいです。
最後になりましたが、このような貴重な機会をつくっていただきありがとうございました。
地域創造学部 3回生 橋本 涼介さん
今回、この「副首都・大阪」連携プロジェクトに参加させていただき、「フードデリバリーによる副首都・大阪の魅力発信」というテーマで発表させていただきました。学生目線での斬新かつ東京とは違った大阪らしい政策提案ができたと思っています。歴史ある食文化の魅力をコロナ禍以降流行しているフードデリバリーを活用して、より大阪を食の街にすることをめざすこの政策提案ですが、最も苦戦したことは実現可能性について追求していくことでした。案を出すだけでなく、予算や需要についても考慮していかなければならないため、非常に難しいプロジェクトでしたが、このような経験は社会で確実に役に立つことと思います。
今回は数年ぶりに対面での発表の機会をつくっていただき、副首都推進局の方をはじめ関係者の方々、誠にありがとうございました。
大阪市立大学
商学部 4回生 大塚 彩絵さん
このプロジェクトに参加することが決まった当初は、私自身大阪府民でありながらも副首都ビジョンについてよく知りませんでした。研究テーマを決めるにあたって副首都ビジョンについて調べたり、フィールドワークに参加したりするなかで、大阪にはたくさんの改善点と成長できる可能性があると気づきました。私たちの研究では統計的な調査を通じて、大阪の人たちがどのようなことが大阪の課題であると感じているかを明らかにし、課題意識と属性にいろいろな関係性が見られました。
今後はこのような統計データを基に戦略的な取り組みを進めていく必要があると感じました。
商学部 4回生 深見 州介さん
副首都ビジョンについて率直に感じたことは、視野に入れている目標が非常に多岐に渡っているということです。今回我々は、それらの目標に関連して、大阪府民が何をどれほど課題に感じているのかなど、現状を把握することを焦点に研究を行い、いくつかの課題意識を明らかにしました。目標が多い・課題意識があるということは、つまりポテンシャルがまだまだあるということだと思います。今後、官・民の双方がそのポテンシャルを最大限発揮し、大阪がより発展していくことを期待しています。
最後に、本プロジェクトに参加させていただけたことに感謝申し上げます。フィールドワークや研究発表等、貴重な経験をする機会をいただき、誠にありがとうございました。
慶應義塾大学
経済学部 3回生 大林 未菜さん
まずはこの1年間、貴重な研究と発表の場をくださった関係者の皆様に心からお礼申し上げます。
研究当初は、聞き慣れない「副首都」という壮大なテーマにあまり実感がなく、当惑していたのを思い出します。しかし、研究を進めるうちに今回のテーマを関東在住の学生からアプローチすることの意義を実感するようになりました。
特に、フィールドワークでそれぞれの地域で進んでいること、進んでいないことを実際に見ることができたのは貴重な経験でした。東京にいるだけではわからなかった「実感」をここで得ることができ、成果発表会では私たちの提案に現実味と説得力、そして理想を持たせた発表にすることができたと思っています。また、他大学の切り口の異なる研究を知り、自分の考えがより深まるものとなりました。
今年度の研究活動で私の中で変化した、まちづくりに対する姿勢や考えをもって、来年度の研究につなげていきたいと思います。
経済学部 3回生 上野 拳聖さん
自分とゆかりの無い大阪のまちづくりについて考え、提案することは難しかったが、とても貴重な経験となった。そもそも大阪でどういったことが問題としてあるのか、解決するためにどんな課題があるかを一から考え、仮説を立て、実際に大阪へ足を運んでフィールドワークを行うことで色々なことを学んだ。また、現地に行かなければ気づけなかったことがあったり、中間発表で他の班の発表を聞いて凝り固まっていた考えを払拭することができたり、大阪について深く知るようになった。最終的に地元の人ではなく、加えて、学生だからこそできる提案を副首都推進局の方に聞いていただき、フィードバックをもらえた。来年度加わる後輩と一緒に、より実りのある研究にしたいと思う。
経済学部 3回生 岩本 怜央さん
研究活動がスタートした当初、大阪と東京の地理的な遠さから議論だけが先走り、自分たちの理想を机上論で考えていたに過ぎず実感がなかったが、夏休みの2日間のフィールドワークを通して、それぞれが担当した地区の計画・構想と現状の乖離を身をもって体験したことによりそこから具体的で現実的な提案をすることに繋がった。
この要因は時に研究の障壁になったが、一方で東京に住んでいる我々にしかわからない、見えてこない視点が持てたことで提案の際に独創性という点でとても役に立った。
最終発表は大勢の関係者の皆様の前でかなり、緊張したが、この1年でのゼミ活動の成果と自分自身の成長を感じた。次年度はさらに専門的な分野にフォーカスし、研究を進めたいと思う。
経済学部 3回生 池森 優樹さん
まずはこの「副首都・大阪」連携プロジェクトへの参加という貴重な機会をいただき、心より感謝申し上げます。東京で生活を送る私たちが大阪の活性化について研究する際に、フィールドワークを行い、現場の状況や生の声に触れることはとても重要でした。そして、自らが研究したものを公の場で発表することは通過点でありながら1つの目標となった上に、他大学の方の研究発表を聴くことは大きな刺激になりました。私はこのプロジェクトを通して、自分を支えてくれる環境のありがたさを改めて実感しました。話が上手くまとまらない時もありましたが1年間一緒に駆け抜けたメンバーのみんな、学生の道を正し方向性を示してくれた橋口教授、フィールドワークで有意義な場を提供してくださった副首都推進局の方々など、他にも多くの方々に支えられてきました。このプロジェクトに参加し、良い形で終えることができたことを誇りに思います。ありがとうございました。
経済学部 3回生 青野 みうさん
発表後に他大学の皆さんや副首都推進局の方からいただいた質問や指摘を受け、自分たちはまだまだ調査不足であったと感じました。
東京で生まれ、東京で育ったため、今まで大阪という都市を深く知る機会がありませんでした。そのため、住民の方が今の大阪にどのようなイメージがあり、どのような課題があるかがわからないため、研究を進めていくのが大変でした。
今回、私たちのチームはスマートシティ戦略に注目して副首都化への提案を行いました。関東の一大学生として、大阪のことを分析し、戦略を提案するという貴重な体験をさせて頂くことが出来ました。
コロナ禍で様々な行事が制約される中で、この「副首都・大阪」連携プロジェクトに参加できたことを大変嬉しく思っています。ありがとうございました。
経済学部 3回生 岡元 友宏さん
本プロジェクトに参加することで、我々の研究が単に大学内に留まるのではなく、社会に向けられるものとなり、研究の原動力となりました。また、研究の中で副首都推進局の方々・取材先の経営者の方々など、多様な立場の方々と意見を交換する機会をいただけたことで、学生生活の中では獲得しがたい視点を学ぶことができ、大変満足しております。副首都化という大枠はあれども、テーマを設定していくことや取材交渉・実際の取材を学生自ら行っていくことは、上手くいかないことも多かったですが、その中で得られたこと、そしてその経験が成果発表で実を結んだ喜びは、とても貴重なものでした。
経済学部 3回生 築山 拓也さん
私はこのプロジェクトを通じて、大阪が副首都として世界に羽ばたくための1つの要素として中小企業のあるべき姿を追究することができた。研究を始めた当初は、そのスケールの大きさと抽象度から、中小企業がどのような課題を抱えているのかあまり把握できず、テーマを決める段階で苦戦した。アイデアベースにはなってしまったものの、BtoB企業のBtoC導入というテーマを定めたのちは、フィールドワークを通じて現場の温度感を感じ、それをうまく研究に活かすことができた。私はこの研究の過程で、終始アイデアマンとして役割を果たしたが、自身の意見や考えを研究に反映し評価されたときは、とても心にくるものがあった。
経済学部 3回生 望月 勇作さん
本プロジェクトを通じ、「連携」することの意義を学ぶことができたと私は感じている。ゼミの仲間、研究内容における企業や外部機関の方々、そして大阪府市や他大学の方々など、本プロジェクトを通じて、今までの自分では出会うことのなかった、多様な考えや経験を持った人との交流を体験した。違う背景を持った人同士が同じ目的に向かうことは容易いことではない。ゼミの中でも意見がまとまらず、何度も徹夜しながら発表テーマについて議論を重ねた。しかしそれ以上に、全員で「やり遂げてやる」と目標に向かって腹を括り、実際達成した際の成果と達成感は、閉じた環境下では得られないものだと実感できた。大阪という地域は、多様な産業の集積地であり、単一の事業で固められた近年の産業都市とは異なる性格を持っている。大阪が持つ多様性の「連携」が経済成長の突破口になると私は確信している。
経済学部 3回生 岩崎 理子さん
今回、「副首都・大阪」連携プロジェクトに参加させていただいたことは大変貴重な経験となりました。
そもそも副首都大阪という言葉を今研究で初めて知り、大阪の副首都化というテーマは壮大かつ重要で、研究当初はどのように進めていくべきか困惑する部分もありました。しかし、現地企業や副首都推進局の方から副首都化への想いや悩みを直接お伺いしていく中で、中小企業振興に向けて責任を持って提案を行う必要があると強く感じました。
今研究を通して、街をより良いものにするために非常に多くの方が苦悩を抱えながらも尽力している姿を目にし、私自身その姿勢から多くのことを学び見習うことができました。そして私たち学生の提案も、副首都化の一助になれば幸いです。
経済学部 3回生 大井 夕夏さん
今まで訪れたことのない大阪府摂津市について、ゼロから調査し、現状を分析して、課題の仮説を立ていくという過程は困難でした。しかし、夏のフィールドワークで実際に大阪府の企業や自治体を訪れたことで、今まで気付かなかった様々な現状や課題に気づくことができ、1次情報に触れることの重要性を改めて実感しました。対面での最終発表では、他の大学の学生や教授の皆様から、新しい視点での質問をいただき、さらに研究が深まりました。
この1年間の研究成果と大阪での体験は、非常に有意義で充実したものとなりました。
この度は貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。