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令和元年5月教育委員会会議会議録
大阪府教育委員会会議会議録
※印刷用は会議録(PDF:125KB)をご参照ください。
1 会議開催の日時
令和元年5月17日(金曜日)午前11時20分開会
午前11時50分閉会
2 会議の場所
別館6階委員会議室
3 会議に出席した者
- 教育長
酒井 隆行 - 委員
竹若 洋三 - 委員
井上 貴弘 - 委員
岩下 由利子 - 委員
良原 惠子 - 委員
岡部 美香 - 教育監
向畦地 昭雄 - 教育次長
水守 勝裕 - 教育センター所長
山上 浩一 - 教育総務企画課長
仲谷 元伸 - 教育振興室長
村田 純子 - 高等学校課長
大久保 宣明 - 高校再編整備課長
大武 基 - 支援教育課長
柴田 尚彦 - 市町村教育室長
坂本 俊哉 - 教職員室長
田村 真二 - 教職員人事課長
伊庭 亨
4 会議に付した案件等
- 議題1 令和2年度使用府立学校教科用図書採択要領及び令和2年度使用高等学校用教科用図書選定の手引きについて
- 議題2 令和2年度大阪府公立学校入学者選抜方針等について
- 報告事項1 令和元年5月定例府議会提出予定の議案について
5 議事等の要旨
- (1)会議録署名委員の指定
岩下委員を指定した。 - (2)議題の審議等
議題1 令和2年度使用府立学校教科用図書採択要領及び令和2年度使用高等学校用教科用図書選定の手引きについて
議題の趣旨説明(高等学校課長)
標記について、定める件である。なお、最終的な教科用図書の採択は、校長の選定をもとに、令和元年8月の教育委員会会議において決定する予定である。
質疑応答
なし
【採決の結果】賛成多数により、原案どおり承認した。
(賛成者 酒井教育長、竹若委員、井上委員、岩下委員、良原委員、岡部委員)
議題2 令和2年度大阪府公立学校入学者選抜方針等について
議題の趣旨説明(高等学校課長・支援教育課長)
次の選抜方針について、決定する件である。
- 令和2年度大阪府公立高等学校入学者選抜方針
- 令和2年度大阪府立知的障がい高等支援学校職業学科入学者選抜方針
- 令和2年度大阪府立支援学校高等部及び幼稚部入学者決定方針
質疑応答
- (井上委員)選抜制度について直接関係はないかもしれないが、資料2-14にある大阪市の新学科の「教育文理学科」とは、どのような特長のある学科なのか。
- (高等学校課長)大阪市の資料からポイントを申し上げるが、大阪の将来ビジョンを支える人材を育てるという大きな視点に立って設けられるもので、新普通科系高校では教育を柱に高大接続連携による7年間を見据えた教育を行うことによりグローバルな視点から教育にかかる様々な課題に対応できる人材を育てるということで、具体的には教育文理学科に3つのコースを設けるものである。現時点では仮称と聞いているが「教職教育コース」「国際文化コース」「理数情報コース」の3つを教育文理学科の中に設けるとのこと。なお、「教職教育コース」は将来、教育現場で実践的指導力を発揮し即戦力として活躍できる人材の育成、「国際文化コース」は国際的視野と豊かな教養を身に着けグローバルな視点から様々な課題に対応できる人材、「理数情報コース」は自然科学や情報に関する専門知識を身に着け、研究的な視点から様々な課題に対応できる人材の育成を行うことを目標として現在準備しているところ。
【採決の結果】賛成多数により、原案どおり承認した。
(賛成者 酒井教育長、竹若委員、井上委員、岩下委員、良原委員、岡部委員)
報告事項1 令和元年5月定例府議会提出予定の議案について
報告の趣旨説明(教職員人事課長)
令和元年5月定例府議会に提出予定の、特に教育に関する事務について定める議会の議決を経るべき事件の議案について、次のとおり報告し、委員会に意見を求める件である。
条例案
- 大阪府学校医等の公務災害補償に関する条例一部改正の件
質疑応答
なし
追加報告 G20大阪サミット開催に向けた対応について
- (教育長)予定していた議題は以上であるが、事務局から報告があるようなので説明されたい。
- (高等学校課長)2月の臨時教育委員会会議における「G20大阪サミット開催に伴う府立学校の休業日の設定について」の報告の際に、G20サミットの意義について府立学校の生徒が学ぶよい機会ではないかとのご指摘をいただき、事務局として学校に対し提供できる教材等があるかを今後検討していくとのお話をさせていただいたところである。それを踏まえ、未定稿ではあるが、本日お配りした「G20大阪サミットを知ろう!」というA3判横置きの教材を作成した。2月のご指摘を踏まえ、高等学校課が府立学校の生徒向けに作成したものであり、5月末までに各学校に配付したいと考えている。この教材については、各校それぞれの実情に応じての活用を想定している。例えば、公民科の授業の中で国際政治の動きを学ぶ場面を想定し、生徒一人一人に配付したり、また、ホームルームで担任がG20大阪サミットの意義等について説明する際の資料として活用することを想定している。この送付に加え、G20大阪サミット関西推進協力協議会が大阪サミットの概要をまとめた学校教員向け資料を作成している。早ければ一両日中にWebで公開の予定である。加えて、G20サミットの意義について、読売Kodomo新聞・読売中高校生新聞DVD版を同協議会で作成している。これについても各校にDVDを1枚送付いただくということで手続きをすすめているところである。これらのツール・教材を活用することにより、各学校におけるG20サミットに関する学習支援を行いたいと考えている。なお、この教材の完成版については各市町村教育委員会にも提供するとともに、支援学校高等部には府立高校同様に配付し活用していただくことにしたいと考えている。
- (教育長)井上委員からのご提案であったかと思うが、いかがか。
- (井上委員)大変分かりやすい資料である。せっかくの機会であるのでG20サミットについて学ぶよい機会になればと思う。
- (教育長)この資料はカラーで配付するのか。
- (高等学校課長)電子データではカラーである。電子データで学校に提供するので、教室掲示などであれば、カラーにして、図示されている部分や国旗部分も見やすくなると思う。一人ひとりに配るものとしては通常の学校のプリントということになると思われる。