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西天満若松浜(ラブセントラル)
大阪中心にある「中之島」の水辺を緑と遊歩道でつなぎ、緑豊かな空間の中に賑わいを創出する中之島にぎわいの森づくりとして、堂島川(旧淀川)の水晶橋から鉾流橋の北側空間に整備された西天満若松浜。
都市・地域再生等利用区域の指定により、西天満若松浜公園と河川区域に、新たなにぎわい創出の拠点となるにぎわい施設を整備したもので、平成25年にオープンしました。
設計の際は、地域住民と意見交換しながら遊歩道及び施設のデザインを行いました。デッキを阪神高速の橋脚ラインまで河川側に張り出し、転落防止柵の縦格子を薄くして眺望範囲を広くとることで、水辺に近づき、大阪市中央公会堂を望みやすくしました。遊歩道デッキやにぎわい施設の配色、各種照明は景観を損なわないよう配慮。上流側には船着場を整備し、川からのアクセスを可能にするなど、新たな回遊性の確保も行っています。
大阪のメインストリートである御堂筋からすぐという都会の中にありながら自然に移行空間として、訪れた人々をもてなしています。
整備前
整備後