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北浜テラス
江戸時代の初期から土佐堀川に面した北浜は、川の眺望がよく、料亭や料理旅館に小舟で乗り寄せて店に上がる光景が見られました。しかし明治維新後、市電の開通による水運の衰退により、川との関わりを徐々になくしていきました。
近年、水辺を楽しむというまちづくりの機運が高まり、「川と街の連続性を作りたい」、「大阪ならではの風物詩を作りたい」との思いを共有した地域の発意のもと、都市・地域再生等利用区域の指定を受け、大阪川床「北浜テラス」は誕生しました。
北浜テラスでは、川との距離がぐっと縮まることで、川の風を感じながら飲食等ができます。今では、北浜テラスの賑わいが、土佐堀川の水辺の風景として定着してきました。
さらに、北浜テラス前護岸(中之島公園水上劇場前)では、中之島から見る風景を特徴的なものとするため、船寄場を設置し、ライトアップを実施しています。(船寄場は供用開始に向け調整中)
(参考) 水の回廊ライトアップ
整備前
整備後
北浜テラス