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建設廃棄物の現状
大阪府では、近年廃棄物の排出量が増大し、最終処分場の不足や不法投棄の多発など、廃棄物をめぐるさまざまな問題が深刻化しています。
特に、建設廃棄物は、産業廃棄物の排出量や最終処分量に占める割合が高いうえ、不法投棄量の83.3%(全国ベース)を占めており、建設廃棄物のリサイクルの推進は重要な課題となっています。
1.産業廃棄物の排出量等
全国の産業廃棄物の排出量等(平成17年度)
建設廃棄物は、産業廃棄物の排出量の18.2%に対して、最終処分量の25%を占めています。
出典:国土交通省、環境省調査
大阪府の産業廃棄物の排出量等(平成17年度)
府における産業廃棄物に占める建設業の割合は、発生量の28%に対し、最終処分量の50%となっています。
出典:大阪府環境農林水産部循環型社会推進室資料
2.建設資材廃棄物の再資源化等率
建設発生木材の再資源化が遅れています。
出典:建設副産物実態調査
3.建設廃棄物排出量の将来予測
建設廃棄物の排出量は、今後も増大することが見込まれます。
出典:国土交通省調査
4.不法投棄に占める建設廃棄物の割合
全国の不法投棄に占める建設廃棄物の割合
建設廃棄物は、不法投棄量全体の83.3%を占めています。
大阪府の不適正処理の件数に占める建設系廃棄物の割合
府内の不適正処理件数のうち、77%を建設系廃棄物が占めています。
出典:大阪府環境農林水産部循環型社会推進室資料
出典について
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