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更新日:2024年10月1日

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泉州きくなの栄養成分

背景

  • きくなはベータカロテンが高い!
    きくなの栄養成分にはビタミン類やカルシウム、鉄分などがあり、香り成分が痰を切り咳を鎮めるなど、「食べるかぜ薬」と言われています。ビタミン類が豊富で、特にベータカロテンは緑黄色野菜の中でもトップクラスの含有量です。
  • ベータカロテンとは?
    ベータカロテンはカロテノイドの一種で、主に緑黄色野菜に含まれています。強力な抗酸化作用を持っており、摂取すると体内でビタミンAに変換され、ビタミンAとしての効果も発揮します。ビタミンAは、皮膚や粘膜、目の健康を保つ働きがあり、正常な免疫機能を維持する働きもあります。また、熱で分解し、油に溶けやすい性質があります。

きくな

今回、きくなのベータカロテンを損なわずに摂取する食べ方を調べるため、ゆでる、焼く、電子レンジで温める等の調理を行い、ベータカロテン量を測定しました。

方法

  • 試料
    泉州産きくな
  • 調理方法
    「ゆでる」:鍋で1.5Lの蒸留水を沸騰させた後、きくなを1袋全量入れて所定の時間調理し、蒸留水で冷却後、軽く絞る。
    「電子レンジ」:耐熱容器にきくな全量を入れ、ラップをふんわりかけ、600Wで所定の時間調理する。
    「炒める」:サラダ油3gをフライパンに入れて十分に熱した後、きくな全量を入れ、焦げないように所定の時間調理する。

試験区の一覧表

結果

  • 1)まず、処理時間2分について各調理条件を比較したところ、処理後の同じ重量あたりのベータカロテンは「ゆでる」で最も高くなり、「電子レンジ」「炒める」については同程度の含有量となりました。
    調理時間2分での調理方法の比較のグラフ
  • 2)次に、「ゆでる」について処理時間の比較を行ったところ、処理後の重量あたりのベータカロテン量は2分以降残存量が減少しました。
    ゆでた場合の処理時間による変化のグラフ

結論

調理後に同じ量を食べた場合、ベータカロテンを最も損なわずに多く摂取できる調理は「ゆでる」であり、かつ処理時間は2分以内の調理で残存量が最大となることが分かりました。

以下に泉州きくなのおいしいレシピを掲載しています!ベータカロテンがたくさん採れるレシピもたくさん!!

クックパッド 泉州きくなの公式キッチン(外部サイトへリンク)

クックパッドバナー(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

泉州鍋

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