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八尾若ごぼう
八尾若ごぼう(葉ごぼう)
八尾若ごぼうの特徴
ごぼうといえば茶色の細長い根を想像しますが、八尾市特産の八尾若ごぼう(葉ごぼう)は、短い根に長い軸と大きな葉がついており、一見すると、ふきと間違えてしまいそうな外観が特徴です。
独特な歯ざわりと豊かな香り、心地よいほろ苦さを持つ季節野菜で、河内に春を運んでくれます。
アザミのような形の淡い桃色の花から取れた種は、9月中旬頃からまき始められ、秋の間に十分生育させます。冬にいったん地上部が枯れますが、暖かくなってから再び芽吹いたものを収穫するため、軸はとても柔らかく、葉から根まで丸ごと食べられます。
みずみずしい軸と根は、炒め煮、サラダ、炊き込みご飯などに、葉はごま和えや煮びたしにするなど、様々な食べ方でたっぷり食べたいものです。
「八尾若ごぼう」ブランド力アップに向けた取り組み
若ごぼうは八尾市の特産野菜で、約200トンが市場や地元直売所等へ出荷や消費者への直接販売などで販売されています。(平成24年産、大阪中河内農業協同組合・中部農と緑の総合事務所調べ)
平成25年8月30日、地域団体商標として「八尾若ごぼう」が登録されました(出願:大阪中河内農業協同組合)。地域団体商標は、地域特産の商品名に地域名を組み合わせて商標登録するもので、大阪の農産物では「泉州水なす」に続いて2例目となります。
地域特産物「八尾若ごぼう」のブランドを守り、他産地の葉ごぼうとの差別化によりブランド力の向上を図るため、「八尾若ごぼう」の知名度アップと消費拡大に向けた取り組みを行っています。
詳しくは以下のリンクを参照ください。
- JA大阪中河内組合長と八尾若ごぼう生産者部会長が知事を表敬訪問 「八尾若ごぼう」地域団体商標登録が実現
- 「八尾若ごぼう」知名度アップに向けて