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更新日:2009年7月27日

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豊かな海づくりプラン(案)に対する府民意見等の募集結果について

番号 章節 意見概要 意見に対する考え方
1 15 大変立派なプランであるが、項目が広域・多岐にまたがっており実施するには困難がともなうことが予想される。できることから確実に実施し、時間がかかっても実現し、若人が集まる大阪湾を作り上げることを希望する。私個人でできる支援は惜しまない。 このプランでは、大都市圏に位置する大阪府の漁業の特性を生かした施策を行うこととしており、漁業が持つさまざまな役割(安全安心な食の提供、観光漁業、海の環境情報の発信、環境教育やボランティア活動、防災など)について取り上げているため、項目が多岐にまたがっています。プランを確実に推進するため、森、農地、年、川、海を1つとした環境行政の連携や、府民によるボランティア活動を支援するなど、美しく豊かな大阪湾の実現のために努力していきます。
2 1 このプランは農林水産ビジョンの目標を実現するための行動計画である。としているのに、環境問題に重点が置かれ、漁業振興が二次的になっている。近年、減少してきている漁獲量を見ると子供に跡を継がせられない。 漁業者が安心して生活できる豊かな大阪湾を取り戻すには、海の環境改善は最も重要な課題と考えられます。このため、関係機関や府民との協力による広域的な環境改善などさまざまな取組を展開することとしています。しかし、環境問題だけでなく水産資源や流通など漁業振興のための取組みも重点的に取り組む施策として位置づけています。
3 4 漁業者が希望を持てるような漁業振興策を具体的に描いてほしい。稚魚放流、資源管理、違法操業の取り締まり、魚礁の設置、漁価低迷の打開、ゴミ対策、魚価所得向上のための養殖指導など(岬町漁業者) お示しの項目については大変重要なことと考えられており、すべてプランの具体的施策としてとりあげていきます。
4 2 河川から流入する負荷量や水質を数値で記載した方がよい。川からの流入負荷と、海底から溶け出す負荷もあると思う。 河川からの流入負荷と海底から溶け出す負荷については、専門的であるため、数値では示していませんが、コラムの貧酸素化が進む仕組みの中では、それぞれの関係を簡単に図示しています。
5 2 二枚貝が減ったのは、環境要因ではなく、その前に貝の資源量が大量に増えたためその反動ではないか。もし浅場の消失が原因ならこのままの記載でいいと思う。 昭和39年に二枚貝の漁獲量が急増した後、減少したのは、生物的な資源変動による可能性が高いと考えられます。しかし、その後も減り続け、急増前の漁獲レベルを保つことができず、絶滅状態になったのは、砂浜の消失や低湿の悪化等、環境の影響も大きいと考えられます。
6 2 安全・安心、新鮮で美味しい水産物のページにコイヘルペスを入れるのは違和感がある。 コイヘルペスについては森林、河川や池における環境の荒廃という項目にコラムの形で記載しました。
7 4 目標年度が先10年なのでもう少し、夢を書いても良いと思う。海底ヘドロを固めたレンガやムラサキガイや、アオサの医薬品健康食品への有効利用など。企業との連携についても記載すべきである。 環境活動、学校教員への展開の項目で、府民と連携した取組みの事例を挙げていますが、今後、府民やボランティアやNPO、企業と連携したさまざまな取組を行っていきますので、示していただいた事柄についても検討していきます。
8   環境教育に取り組んでいる人への表彰制度も良いと思う。 表彰の対象となる取組みの範囲や、審査方法などいくつかの課題があるため、検討が必要と考えます。

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