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更新日:2022年2月14日

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大阪府森林等環境整備事業の効果に対する中間評価

大阪府森林環境整備事業の効果に対する中間評価について

事業名 危険渓流の流木対策事業

事業概要

  • 事業対象区域:災害から得られた「新たな知見」等に基づき抽出
    流域内の凹地形の割合が25%以上(新たな知見)
    渓流の勾配が18%(10度)以上
    保安林外、保全対象20戸
    治山ダム、砂防堰堤の未設置
  • 事業箇所数:56箇所
  • 事業内容:
    • ハード対策
      土石流発生を抑止する治山ダムの整備
      流木となる危険性の高い渓流沿いの立木の伐採、林外搬出
      防災機能を強化する荒廃森林の整備(強度間伐等)
    • ソフト対策
      防災教室の開催、地域との協働による森林危険情報マップの作成等

評価

  • 事業実績については妥当である。
  • 事業効果については以下の理由により概ね妥当である。
    • 土石流対策については、事業実績及び、治山ダムの設置効果(渓床勾配・土砂抑止量)が確認できた。
    • 流木対策については、効果の発現に時間を要すると考えられることから、引き続き調査を継続すること。
    • ソフト対策については、防災教室後のアンケートの結果、防災意識の向上が確認できた。

事業名 都市緑化を活用した猛暑対策事業

事業概要

  • 補助制度の概要
    • バス停やタクシー乗り場のある駅前広場、単独のバス停、駅(プラットホーム等)において、都市緑化(必ず含めること)と日除けや微細ミスト発生器等の暑熱環境改善設備(1設備以上含めること)の整備に対して、1,500万円を上限として事業費を原則全額補助する。
      (アクセスが制約される駅のプラットホーム等の改札の内側は事業費の半額を補助)
  • 事業箇所数:約150~200箇所(補助事業者を募集の上、選定)

評価

  • 事業実績については以下の理由により概ね妥当である。
    • 緑視率については、事業実施箇所全てにおいて、増加していることが確認できた。
    • 事業実施箇所数については、計画数の半数程度にとどまったことから、事業実施のあり方見直しにより実施箇所数の確保に努めること。
  • 事業効果については妥当である。

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