ここから本文です。
大規模盛土造成地マップ
大規模盛土造成地マップについて
南海トラフ巨大地震や上町断層帯地震など、府内で想定される巨大地震などから、人的・経済的被害を軽減するため、府民の防災意識を高め、災害の防止や被害の軽減に繋げるワンステップとして、大規模盛土造成地マップを公表します。
大規模盛土造成地が身近にあることを知って頂き、日頃から防災意識を持って宅地の状況を点検して頂くことを主な目的としています。
なお、このマップは、大阪府が調査した32市町村(政令市・中核市を除く)の造成前と造成後の地形図などを重ね合わせることにより抽出した、大規模盛土造成地の概ねの位置と範囲を示したもので、危険な箇所を示すものではありません。
大阪府がこの調査を所管するエリアは、政令市及び中核市等を除く以下の32市町村
池田市、箕面市、豊能町、能勢町、摂津市、島本町、守口市、大東市、門真市、四條畷市、交野市、柏原市、富田林市、河内長野市、松原市、羽曳野市、藤井寺市、大阪狭山市、太子町、河南町、千早赤阪村、泉大津市、和泉市、高石市、忠岡町、貝塚市、泉佐野市、泉南市、阪南市、熊取町、田尻町、岬町
大規模盛土造成地とは
谷間や斜面に盛土を行い、大規模に造成された宅地のうち、以下の要件に該当するものを「大規模盛土造成地」と呼びます。
- 1)谷埋め型大規模盛土造成地 : 盛土の面積が3,000平方メートル以上
- 2)腹付け型大規模盛土造成地 : 盛土する前の地盤面の水平面に対する角度が20度以上で、かつ、盛土の高さが5メートル以上
(出典:国土交通省)
大規模盛土造成地の抽出方法
造成前と造成後の地形図を重ね合わせることにより、おおむねの位置と範囲を抽出。
(出典:国土交通省)
大規模盛土造成地マップ
大阪府では、政令市及び中核市を除いた以下の32市町村について調査を行いました。
その結果、府の調査エリアの中で、摂津市、守口市、門真市、藤井寺市、松原市、高石市、泉大津市、忠岡町、田尻町の9市町には大規模盛土造成地はありませんでした。
重ねるハザードマップからも確認できます。
※「地図を見る」→「すべての情報から選択」→「土地の特徴・成り立ち」→「大規模盛土造成地」の順にクリックしてください。
ハザードマップポータルサイト(外部サイトへリンク) (ハザードマップポータルサイト | 国土交通省)
※このマップは造成前と造成後の地形図を重ね合わせて、大規模盛土造成地の概ねの位置と範囲を抽出したものです。
※地図の精度及びデータ作成上の誤差を含んでおり、実際の状況と異なる場合もあるため、個々の敷地まで厳密に特定するものではありません。
※このマップで示された箇所が危険というわけではありません。
現在調査結果を公表している政令市及び中核市等
枚方市(外部サイトへリンク)、寝屋川市(外部サイトへリンク)(地震・洪水(淀川)・土砂ハザードマップ)
東大阪市(外部サイトへリンク)、岸和田市(外部サイトへリンク)
大規模盛土造成地に関するFAQ(エクセル:15KB)
大切な宅地を守るために
宅地が動いたり、崩れたりすると、生命や大切な財産も失われる場合があります。宅地における災害を防ぐためには、宅地の所有者等の皆様が、日頃からご自宅の宅地の状況などを点検しておくことが大切です。
以下のチェックポイントを参考に点検することによって、宅地の被害の前兆となりうる異常を早く発見することができます。また、何かおかしいと思われる事象を発見した場合は、事業調整室都市防災課までご相談ください。
(出典:国土交通省)
【参考:国土交通省パンフレット等 http://www.mlit.go.jp/crd/pamphlet.html(外部サイトへリンク)】