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更新日:2024年5月30日

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密集市街地まちの防災性マップに関するQ&A

Q1 なぜこのようなマップを公表するのか。

A1 地震時等に大規模な火災が発生する可能性や、道路が塞がれることにより避難が困難になる可能性が高い地域を認識いただき、住民の方々の防災意識や事業への協力意識を高めることを目的としています。

Q2 「地震時等に著しく危険な密集市街地」とは何か。

A2 密集市街地のうち、延焼危険性や避難困難性が特に高く、地震時等において、大規模な火災の可能性、あるいは道路閉塞による地区外への避難経路の喪失の可能性があり、生命・財産の安全性の確保が著しく困難で、重点的な改善が必要な密集市街地のことをさしております。

延焼危険性の指標

不燃領域率

市街地の燃え広がりにくさを表す指標であり、燃えにくい建物や空地の面積の割合を基に計算されます。

不燃領域率と焼失率の関係性

上のグラフは不燃領域率と焼失率との関係性をあらわしたものです。不燃領域率が30%程度の市街地では延焼による焼失率は80%を超える一方、不燃領域率が40%以上の水準に達すると、市街地の焼失率は急激に低下し、20から25%程度にとどまります。さらに不燃領域率を60%以上確保すれば、延焼による焼失率はほぼゼロまで削減することがわかります。

避難困難性の指標

地区内閉塞度

延焼による火災または建築物の倒壊によって道路が塞がれることなく、被災場所から地区外に避難できる確率のことであり、面積や道路延長のデータを基に計算されます。計算結果は下の表のとおり5段階で評価されます。

地区内閉塞度の基準

Q3 3段階に色分けされている「まちが燃え広がる危険性」とは、どういった基準なのか。

A3 不燃領域率で区分しております。
A2の不燃領域率と焼失率の関係性をあらわした表のとおり、不燃領域率30%程度の市街地では延焼による焼失率は80%を超える一方、40%以上の水準に達すると、市街地の焼失率は急激に低下し、20から25%程度にとどまるため、下の表のとおり、不燃領域率30%と40%で危険度の段階をわけております。

まちが燃え広がる危険度の段階

Q4 私の家がマップの地区に入っているのだが、どうすればよいか。

A4 日ごろから安全に避難できる経路や避難場所をご確認いただくとともに、市が実施している密集事業の推進にご協力をお願いいたします。

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