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更新日:2009年8月1日

ページID:20364

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カワウの生息状況等について

カワウとは

カワウの例

形態の特徴

  • 体重:1.5から2.5kg、体長:80から85cm
  • 羽色:黒褐色(成長)
  • みずかきは大きくて肉厚で柔軟、全撲(みずかきが3枚=泳ぎに有利)

飛行・移動能力

  • 大きな翼:高い移動力
  • 飛行速度60km/h
  • 直径数10kmから50km前後が日常的な行動範囲
  • バンディング調査では、霞ヶ浦⇔浜名湖を2泊3日で往復した事例も

採食習性

  • 採食活動:基本的に、単独行動で魚を捕らえることができる
  • 採食魚 :魚種を選り好みしない
  • 海水魚、淡水魚のどちらでも捕まりやすい魚を捕食
  • 採食量:1日あたり300から500g(例:稚アユ20匹、フナ2から3匹、ブラックバス1匹)

繁殖等

  • 水面に面した森林にねぐら・コロニーを形成、大きいものだと1万羽を越す
  • 一時的に、大きな河川の橋の下・河川敷にねぐらを形成することもある
  • 繁殖能力はそれほど高くはない
  • 竹生島・伊崎国有林(琵琶湖)、不忍池(東京)、昆陽池(伊丹)が有名

その他

  • 戦前は年間1万羽程度が狩猟により捕獲 されていたが、その目的については文献が 残っていないため分からない
  • 1971年には全国羽数で3,000羽まで減少 その後1990年代から急増

関西広域連合による鳥獣保護管理(カワウ対策)

府県を越えた鳥獣保護管理の取組(カワウ対策)(外部サイトへリンク)

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