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更新日:2022年1月26日

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ビルクリーニング管理科

トップイメージ

ビルクリーニング管理科について

訓練の概要

ビルの衛生的な環境の確保、美観の維持、保全の向上等に関するビルクリーニング作業の基本や、清掃機械の使用方法等の実習主体の技能に関する訓練を行います。

また、ビルクリーニング業におけるマネジメントの基本となる作業計画立案や、清掃管理の現場で求められる事務作業に必要とされるパソコンを活用した効率的な文書作成を学び、現場の管理者等に求められる知識と併せて、お客様対応などで求められる接遇の基礎を学びます。

これにより、未経験の方でも、ビルクリーニング業界で働くことができる能力が身につきます。

仕上がり像

  • 定期清掃業務(※1)に必要な知識と技術を身に付ける
  • 日常清掃業務(※2)に必要な知識と技術を身に付ける
  • 清掃管理を行える知識を身に付ける
  • ビルクリーニング技能検定3級の合格を目指します

実技実習の範囲

※1 定期清掃とは

日常的な清掃で対応することが困難な清掃作業のことを指します。日ごろから清掃していても、時間が経つとどうしても美観が落ちてしまう場所などについて、プロの清掃業者が、大型機械、特殊工具、高圧洗浄機などを使用して定期的に行う清掃がこれに当たります。定期清掃は、建物の美観や価値を保つための重要な清掃作業です。

※2 日常清掃とは

毎日の日常的に出る汚れを清掃することの総称です。利用する事が多い場所の汚れやごみを取り除き、快適に過ごせる空間を保つ清掃作業のことを指します。仕事場や共有スペースをきれいに保ち、気持ちよくお客様をお迎えしたり、気持ちよく仕事をしていただくための清掃がこれに当たります。

半年間の訓練

主な訓練教科スケジュール

訓練の内容

ビルクリーニング実習

ガラス洗浄 ワックス塗布

ビルなどの建物が建った時のきれいな状態をいつまでも保つお仕事がビルクリーニングで、きれいな場所を提供する仕事に必要な実習主体の訓練内容となっています。

床自動洗浄機操作 ポリッシャー操作

実習では、道具を使用した基本動作、清掃機械の使用方法などを学びます。実習における動作には、立ち座りの作業なども多く、一定の体力が必要です。

パソコン実習・応用実習

PC操作 建築物衛生管理

〚パソコン実習〛

現場の管理者等に必要な、PCによる効率的な文書作成等を学びます。実際に管理者に求められる文書作成を想定し、実践的な実務文書の作成を学びます。

〚その他応用実習など〛

管理者は、上級の清掃スタッフとしての対応も求められるため、「接遇の基礎(サービス)」についても身に付け、管理者として、オールラウンドに活躍できる基礎を体系的に学ぶことができます。

技能検定に向けた実習

技能検定練習1 技能検定練習2

全体を通して、ビルクリーニング技能検定の資格取得をめざせる内容になっています。

当科では、将来に向け、1級の技能検定の受験を目指せる授業内容の訓練指導を行っています。

当科で訓練を受講いただきますと、年度内に実施される3級の技能検定を受験できるよう指導いたします。

訓練に関する職種と仕事内容

職種名

ビルクリーニング業

仕事内容

ビル清掃

〚どんな仕事〛

建築物衛生法に基づく、清掃サービスを提供する仕事です。ビル等の建築物の環境衛生、美観を維持するための清掃の仕事と、現場管理者としてのマネジメントの仕事があります。ビル清掃は、店舗、学校施設、病院施設、スタジアム、空港、卸売市場など、あらゆる建物の清掃を行います。

環境衛生を維持させることは、建築物の生産活動や価値を生み出すことになり、ビルオーナーや使用者に満足していただける大切な仕事です。

〚ビル清掃の目的〛

ビル清掃の仕事のイメージは、モップや掃除機を使用し、ゴミを回収する仕事ではないでしょうか。しかし、そのイメージは、ビル清掃のごく一部で、実際のビル清掃の仕事の多くは、普段人の目に触れないところで行われています。

ビル清掃の仕事は、メンテナンスであり、建築物の状態を維持し、長く良い状態で利用できるようにすることです。こういったビル清掃の目的については、あまり知られていません。

〚働き方〛

業界的にも安定した企業が多く、求人の雇用形態も多数あり、働き方を選べることができ、自分に合った就労環境を求める人や、家庭と仕事の両立を考える人が働きやすい業界です。

訓練により就職可能な仕事

ビルメンテナンス業(清掃管理会社)

ビル清掃業とは
厚生労働省 職業情報提供サイトJobtag ビル清掃(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

取得可能な資格

  • ビルクリーニング技能検定3級(※3)
    4月入校生は年度内に、10月入校生は在校中に受験可能(ただし、入校前に受験申し込みが必要です)
  • ビルクリーニング技能検定2級(※3)
    実務経験が証明できる方は、3級と同様で4月入校生は年度内に、10月入校生は在校中に受験可能(ただし、入校前に受験申し込みが必要です)
  • 日本語ワープロ検定
  • 情報処理技能検定(表計算)

※3 ビルクリーニング技能検定とは

公益財団法人全国ビルメンテナンス協会(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)で、詳しい情報が記載されています。

過去の修了生の例

[参考]

受講生の入校前の職種と修了後に就職した職種の例の紹介
[今までの仕事において、清掃の仕事が身近に存在したことで、清掃の仕事に興味を持ったという訓練生がおられます]
【前職】 入校理由 【修了後】
ホテルにてハウスキーピング キレイにすることに楽しさを見出し、清掃の専門的な仕事に就きたいと考え入校 大手ビルメンテナンス会社にてインテリジェントビルの清掃に従事し、現在リーダー格として活躍中
百貨店販売員 キレイにすることが喜ばれる職場にいたことから、キレイにすることで集客に貢献できるビルクリーニングの仕事に就きたいと思い入校 前職で培った“サービス精神”を活かし、大手ビルメンテナンス会社にて商業施設のビルクリーニングマネージャーとして採用され活躍中

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