ここから本文です。
食の安全教室2024
食の安全教室は、これからの社会を担う生徒さんに、衛生対策の基本となる手洗いを中心として、食中毒予防の基礎知識を普及し、衛生意識の向上を図ることを目的としています。令和6年度は下記の施設で「食の安全教室2024」を実施しました。
実施施設
- 大阪府立東住吉支援学校 日時:令和6年9月10日(火曜日) 参加者:高等部2年生42名
内容
1.食中毒予防の講義
スライドを使用して講義を行い、食中毒や食中毒の予防方法(食中毒予防3原則など)について学んでいただきました。
その後、確認クイズを行いました。
参考:食中毒の防ぎ方
講義及びクイズの様子
(東住吉支援学校での様子)
2.手洗いの実習
食中毒予防3原則のうち「つけない」において、重要な手洗いについて学んでいただくため、「手洗いの実習」を実施しました。
UVランプを当てると青く光るローションを手に付けて、普段通りの手洗いを行ってもらいました。
洗いきれず手に残ったローションが光ることで、洗い残しやすい部分を確認し、記録してもらいました。
しっかり洗っているつもりでも、指先や手首等に洗い残しが多いことが分かり、生徒さん達はそのことに驚き、手洗いの難しさについて実感されていました。
つづいて、正しい手洗いについて説明をした後、手洗い歌に合わせて正しい手洗いの練習を行いました。
その後、1回目に洗い残していた箇所に気を付けながら、再度手を洗ってもらいました。
正しい手洗い方法で手洗いをすることにより、1回目よりきれいにとれていることを実感していただくことができました。
【手洗いの注意点】
- 料理の前、食事の前、トイレの後等、必要なタイミングで手を洗いましょう!
- 石けんやハンドソープを使って、しっかり泡立てて洗いましょう!
- 指の間、指先、手首等は、特に洗い残しやすいです。意識して丁寧に洗いましょう!
- 手洗いの後は、キレイなハンカチやタオルで手を拭きましょう。
手洗いの実習の様子
(東住吉支援学校での様子)
(東住吉支援学校での様子)
3.主な感想(抜粋)
食の安全教室終了後に、下記のようなご感想をいただきました。
引き続き、食中毒予防や手洗い等の啓発と周知に努めたいと思います。
- 楽しかったです。ちゃんと手洗いができるようにします。
- 毎日手洗い頑張ります。
- 食中毒についていろいろなことを知りました。
- 自分が普段やってる手の洗い方できれいに洗えていると思っていたけど、意外と指の間や爪は洗い残しがあることに驚きました。