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更新日:2021年8月19日

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令和3年5月25日審査請求案件等審査部会議事録

大阪府個人情報保護審議会審査請求案件等審査部会議事録

  1. とき 令和3年5月25日(火曜日)午後3時から午後5時まで
  2. ところ ウェブ会議
  3. 出席者 長谷川部会長、島田部会長代理、近藤委員、嵯峨委員、西上委員、丸山委員
  4. 議題
    • (1)大阪府不育症検査費用助成事業に係る個人情報の取扱いについて(新規諮問)
    • (2)試し出勤に係る記録非開示決定審査請求事案(継続諮問)
    • (3)高齢者虐待事案措置経過簿部分開示決定審査請求事案(継続諮問)
  5. 議事概要
    部会長から議題2、議題3は、情報公開条例第9条第1号に該当する情報が含まれているため、非公開とすることとした旨の報告があった。
    • (1)大阪府不育症検査費用助成事業に係る個人情報の取扱いについて(新規諮問)
      • ア 実施機関説明
        資料に沿って説明
      • イ 委員質疑
        主な質疑は次のとおり。
        • (委員)個票が扱われる場面はフロー図の(6)と(9)になるが、紙媒体での収集・提供となるのか。
          (実施機関)(6)の場合は、紙媒体として助成対象者から申請書と一緒に収集することとなる。(9)の場合は、個票そのものではなく、匿名化した上でエクセル等のデータ形式で提供することになると考える。様式等については、後日国から通知がある予定。
        • (委員)専用のネットワークシステムでの提供ではなく、エクセルファイルでの提供ということか。
          (実施機関)はい。
        • (委員)データの提供の際匿名化するとのことだが、国は個人と紐づいている必要はなく、件数等のデータがわかればよいということか。
          (実施機関)はい。
        • (委員)個票の保存期間はいつまでか。
          (実施機関)大阪府行政文書管理規則において国の補助金は5年保存となっているので、5年を予定。
        • (委員)保険適用に向けてエビデンスを集積したが、仮に保険適用に至らなかった場合、この助成事業はどうなるのか。
          (実施機関)おそらく保険適用に至らないと判明した時点で事業は終了するのではないか。国にも確認したが、エビデンス集積のためにこの助成事業を実施するとのことだった。保険適用に向けたエビデンスの集積と助成は一体と考えられる。
        • (委員)助成対象者以外からエビデンスを収集するのは困難だから、このような一体化した形をとっているのか。
          (実施機関)この検査は費用面から普及していないという現状がある。助成対象者以外からもエビデンスを収集できるとは思うがその機会は少ないので、この助成事業を活用することによりエビデンスを集積しようとしていると思われる。
        • (委員)収集の目的は、保険適用に向けての検討だけか。国は原因不明な部分の解明等に使う予定はないのか。
          (実施機関)現時点では保険適用に向けたデータの収集・分析としか聞いていない。
        • (委員)国への提供方法もまだ決まっていないとのことだが、きちんと決めてほしい。
          (実施機関)国にしっかり確認する。
      • ウ 委員審議
        • 事務局から答申案を説明、答申案について審議、了承
    • (2)試し出勤に係る記録非開示決定審査請求事案(継続諮問)
      • ア 事務局説明
      • イ 委員審議
        答申案について審議、了承
    • (3)高齢者虐待事案措置経過簿部分開示決定審査請求事案(継続諮問)
      • ア 事務局説明
      • イ 委員審議
        引き続き審議を行うこととした。
    • (4)その他
      事務連絡等、次回の日程等を確認

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