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更新日:2024年11月14日

ページID:18743

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税収確保の取組みについて

税金の大切さや役割を正しく理解してもらうため、府税や府税に対する大阪府の取組状況について学べるホームページを作成いたしました。

登場人物の紹介

先生
先生


子どもたち
子どもたち

税金について学ぼう!

先生

こんにちは。今日は、「税金」について一緒に考えていこうね。

   
        子どもたち

「税金」かぁ。
今まであんまり考えたことがなかったなぁ。

先生

そうだね、なかなか税金について勉強する機会は少ないよね。
まずは、税金の使い道について考えてみよう。

     

税金の使い道

先生


みんなは、税金がどんなところに使われているか、知っているかな。

     
        子どもたち

学校にも税金が使われているって
聞いたことがあります!

先生

正解!例えば、公立学校の場合は税金を使って建てられているんだ。
その他にも私たちが歩いている道路が整備されていたり、
医療費の助成を受けたりすることができるのも、税金があるからなんだよ。
税金は私たちの暮らしを豊かで安全なものにするために、
様々なところで使われているんだ。

        子どもたち

へぇーそうなんだ!
税金って大切なものなんだなぁ。

 

税収確保の取組み

先生

そう、税金はとても大切なんだ。もしも税金がなかったら、
110番しても警察が来てくれないかもしれないし、
台風が来て道が通れなくなってしまっても、復旧してもらえないかもしれない。
そんな社会は困るよね。

        子どもたち

はい、とても困ります。
でも先生、そんなにいろいろなことに
税金を使っていたら、とてもたくさん要ると
思うんですけど。

先生

そう、みんなの言う通り、私たちの暮らしにはとてもたくさんの
税金が必要なんだ。だから府民の皆さんに納めていただいた税金は
とても大切に使わないといけないんだよ。

 
        子どもたち

1円も無駄にしてほしくないです!

先生

そうだね。そこで大阪府では貴重な税金が無駄遣いとならないように
様々な改革を行ってきたんだ。また、大阪府では、より多くの府税収入を
確保するため、いろいろな取組みをしているんだ。
このような取組みのことを「税収確保(ぜいしゅうかくほ)」
って言っているんだよ。

        子どもたち

そうなんだ!「税収確保」って言うんだ!
じゃあ、大阪府では、どんな「税収確保の取組み」を
行っているんですか?

先生

大阪府では税収を確保するため、「課税自主権(かぜいじしゅけん)の活用」
「適正課税(てきせいかぜい)の推進」「納期内納税(のうきないのうぜい)の推進」
「滞納整理(たいのうせいり)の強化」に取り組んでいるんだ。

課税自主権の活用

先生

まず最初に「課税自主権(かぜいじしゅけん)の活用」について考えていこう。
「課税自主権」とは、大阪府などの地方団体が税目や税率などについて、
自分たちで決定し、課税することを言うんだ。
大阪府では「超過課税(ちょうかかぜい)」と「法定外目的税(ほうていがいもくてきぜい)」
の取組みを行っているんだ。
ところで、大阪府のあちらこちらで、地震が起こったときに備えて道路を広くしたり、
道路の渋滞を少なくするため鉄道を高架にしたりしているのは知っているかな。

        子どもたち

はい。
そういった工事をしているのを見たことがあります。
大阪府は人がたくさん住んでいるので、
とても重要なことだと思います。

先生

そうだね。そこで大阪府では、そういった災害への備えや、交通の整備など、
大都市ならではの需要に対応するため、会社に払っていただく税金について、
通常よりも高い割合で納税をお願いしているんだ。
こういった、通常よりも高い割合で納税をお願いすることを「超過課税」というんだよ。
このほかにも、大阪府では税収確保に向けた取組みの一環として、「宿泊税」などの
「法定外目的税」も導入しているんだ。
「課税自主権の活用」の詳細については「課税自主権の活用」を見てね。

   

適正課税の推進

        子どもたち

それじゃあ先生、「適正課税(てきせいかぜい)」
ってどういう意味ですか?

先生

例えば、大阪府内で、事業を行っている会社は、府税事務所に申告し、
法人府民税などの税金を納める必要があるんだ。でも事業を行っている
にもかかわらず、府税事務所に申告せずに、税金も納めていなかったら、
不公平だよね。

   
        子どもたち

不公平だと思います!

 
先生

そういった不公平が生じないように、府税事務所等が調査を
行って、公正・公平な課税に取り組んでいるんだ。

     

納期内納税の推進

先生

次に「納期内納税の推進」について、考えていこうね。
税金には納期限(のうきげん)が定められているので、
その期限までに納税する必要があるんだ。
大阪府では、納期限内の納税を推進するために、
納期限の周知に関する広報等を積極的に実施しているんだ。
例えば、自動車税(種別割)だと5月に納期限周知のキャンペーンをしているよ。

 
        子どもたち

そのキャンペーンを見たことがあります!
そのときに、自動車税(種別割)は5月中に
納めないといけないことを知りました。

先生

それは良い勉強になったね。
納期限内にきちんと納めるように納税者一人一人が意識することが大切なんだ。

     

滞納整理の強化

先生

では、最後に、「滞納整理(たいのうせいり)の強化」について勉強しよう。
先ほど、税金は定められた納期限までに納税する必要があるということを学んだよね。
その納期限までに全額を納めないことを「滞納(たいのう)」と言うんだ。
府税が滞納になると、納期限の翌日から延滞金(えんたいきん)がかかるほか、
督促状(とくそくじょう)を発送して、文書や電話などによる納税の催告(さいこく)
が行われるんだ。それでもなお、全額が納税されない場合は、大切な府税を確保するため、
また、納期限までに納税された方との公平性を保つため、やむを得ず、差押えなどの
滞納処分が行われることになるんだ。
滞納整理とは、このような滞納となった府税について行われる一連の事務手続きのことを言うんだ。
大阪府では、この滞納整理の取組みにも力を入れているんだよ。滞納整理の取組みの
詳細については「滞納整理の強化」を見てね。

 
        子どもたち

そうなんだ…。ちゃんと
納期限までに納税しないと
いけないんだね!

納税の猶予制度

先生

でも、どうしても納期限までに納めることができない場合は、
事情によっては「納税の猶予(ゆうよ)」が受けられることがあるんだ。

   
        子どもたち

「納税の猶予」ってなんですか?

先生

例えば、災害にあったり、病気になったりした場合には、
府税事務所などに申請をして、申請が認められれば、
財産の差押えがされなかったり、本来は納期限が過ぎたら
発生する延滞金も一定の割合で免除される制度のことだよ。
「納税の猶予制度」の詳細については、「納税の猶予制度について」を確認してね。

   

まとめ

先生

こうやって大阪府は様々な取組みをして、税収確保(ぜいしゅうかくほ)に向けて
頑張っているんだ。

   
        子どもたち

何か目標は立てているのかなぁ。

 
先生

良いところに気がついたね。
大阪府では、毎年、徴収率(ちょうしゅうりつ)の向上を目指して頑張っているんだよ。

   
        子どもたち

徴収率ってなんですか?

   
先生

徴収率というのは、納めてもらわなければならない税金のうち、
実際にどれだけ納めてもらったのかということを表しているんだ。
この徴収率が高いほど、府税収入をしっかり確保できていると言えるんだ。
大阪府では、今まで勉強してきたような取組みを行うことで、徴収率が上がってきているんだ。
徴収率の推移等については、「グラフで見る税収確保の実績」で確認することができるよ。
そうして確保した府税収入を活用して、教育や福祉、防災など
私たちの暮らしに関わる様々な事業を行っているんだ。

        子どもたち

今まで、税金ってよくわからなかったけど、
とても勉強になりました!
税金はきっちり納期限までに納めることが大切なんだね。
今日はありがとうございました!

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