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令和4年度当初予算案
令和4年度当初予算案について
1 編成方針
府財政は、景気の持ち直しの動きを背景に、府税収入が概ねコロナ前の水準に回復する見込みであるものの、義務的に負担する社会保障関係経費が増大し続けるなど、今後も多額の収支不足が生じる見込みです。また、新型コロナウイルス感染症による影響や原材料価格の動向等による景気の下振れリスクがあるなど、依然として予断を許さない状況です。
このため、今回の予算編成においては、引き続き財政規律を堅持しつつ、「府政運営の基本方針2022」を踏まえ、新型コロナウイルス感染症から府民の命とくらしを守り、社会経済活動を回復させることに加え、再び大阪を成長軌道に乗せ、飛躍させていくための施策に限られた財源を重点的に配分しました。
2 予算規模
単位:億円、%
区分 |
R3当初 |
R4当初 |
増減額 |
前年度比 |
---|---|---|---|---|
一般会計 |
35,086 |
37,798 |
2,712 |
107.7 |
特別会計 |
28,505 |
29,087 |
582 |
102.0 |
計 |
63,591 | 66,885 |
3,294 |
105.2 |
(端数処理の関係上、合計と内訳が一致しない場合がある。)
全体の特徴
- 令和4年度当初予算は過去最大の予算規模
- 社会保障関係経費や、新型コロナウイルス感染症対策などの一般施策経費が増加
- 一方、府税収入は、景気の持ち直しの動きを背景に、概ねコロナ前の水準に回復する見込み
- その結果、収支均衡のための財政調整基金の取崩額は、前年度から減少
(一般会計予算規模における増減の主な理由)
- 新型コロナウイルス感染症対策費の増(+1,703億円)や大阪府営業時間短縮等協力金支給事業費の増(+1,489億円)
- 中小企業向け制度融資に係る預託金の減(▲1,384億円)
- 支出が義務付けられている社会保障関係経費の自然増などによる増(+167億円)
一般歳出ベース
3兆1,060億円、前年度当初比110.0%、2,821億円の増
(公債費、税関連歳出、基金への積立金を除く歳出合計)
義務的支出
1兆9,164億円、前年度当初比101.1%、202億円の増
(人件費、公債費、税関連歳出、社会保障関係経費(義務的経費)の合計)
3 予算資料
【資料1】令和4年度当初予算案の概要 | ||
---|---|---|
【資料2】令和3年度一般会計補正予算(第10号)案等の概要 | ||
【資料3】令和3年度一般会計補正予算(第11号)案の概要 | ||
【資料4】財政状況に関する中長期試算〔粗い試算〕令和4年2月版 | ||
【資料5】「大阪府財政運営基本条例」に基づく公表 | ||
【資料6】令和4年度 大阪府債発行計画(案) |
4 知事の記者会見フリップ
知事の記者会見で使用したフリップはこちら(PDF:4,247KB)
5 各部局予算案
〔政策企画部〕〔万博推進局〕〔総務部〕〔財務部〕〔スマートシティ戦略部〕〔府民文化部〕〔IR推進局〕〔福祉部〕〔健康医療部〕〔商工労働部〕
〔環境農林水産部〕〔都市整備部〕〔大阪都市計画局〕〔大阪港湾局〕〔建築部〕〔教育庁〕