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宝くじの収益金の使い道
令和5年度の大阪府の宝くじによる収益金は137億円であり、貴重な財源となっています。宝くじの収益金は、教育施設、道路、社会福祉施設の建設改修費や国際交流、文化振興、環境の保全に係る事業等の財源としています。学校やトイレなど、私たちの身近な暮らしに幅広く役立てています。
ここでは、宝くじの収益金の活用例の一部をご紹介します。
■都市公園の整備(羽曳野市)
※大阪府宝くじ社会貢献広報市町村補助金による補助事業として
羽曳野市では、スケートボード愛好者を中心に、市内でスケートボードができる場所を求める声が高まっている状況にありました。
また、人間関係の希薄化やコミュニティ意識の衰退等が課題となっているため、スケートボードで青少年同士の交流が生まれる一助となるよう、「スケボーパークはびきの」を整備しました。
■総合福祉センターの整備(泉南市)
※大阪府宝くじ社会貢献広報市町村補助金による補助事業として
泉南市総合福祉センター(あいぴあ泉南)は、市の地域福祉の拠点施設として開設され、高齢者、障がい者、障がい児及びひとり親家庭に対して福祉サービスの提供や福祉活動を行う場として設置した複合施設です。
当該センターに「子どもが遊べる拠点」機能と「多世代が集える拠点」としての役割を充実・強化することを目的に、乳幼児の遊びの広場、多世代交流スペースやパブリックスペースを新たに整備しました。
■公園における公衆トイレの整備(豊能町)
※大阪府宝くじ社会貢献広報市町村補助金による補助事業として
光風台中央公園は、設備が古い、バリアフリーではない、トイレが無いなどの理由により、町民の皆さんの利用が少ないという課題を抱えていました。
そこで、町民の健康と交流を促進するとともに、町のにぎわいの創出と地域の活性化を目的として整備された広場に、利用者の利便性向上を目的としてトイレを設置しました。
■道路の新設、改良、維持・修繕
都市活動を支える道路の整備を行うとともに、管理道路の維持修繕等を行いました。
(例)国道371号(石仏バイパス)
府県間道路である国道371号(石仏バイパス)が令和6年6月に供用を開始し、大阪府と和歌山県の地域間連携の強化や物流の効率化及び地域の活性化に寄与しています。
■河川の維持・改良・砂防施設の整備
河川砂防施設の維持を行うとともに、治水対策を要する箇所について河川改修等の事業を実施しました。
(例)木津川水門
様々な地形的条件から高潮が起こりやすい西大阪地域を流れる安治川、尻無川、木津川の河口部には、高潮による被害から市街地を守るため、国内では珍しいアーチ型の巨大な防潮水門があり、適切な維持管理を行い、防災機能の維持を図りました。
■府立高等学校の施設・設備の改修
府立高等学校において、生徒及び教職員等の安全確保や良好な教育環境の保持・改善を図るため、老朽化した施設・設備の改修工事やトイレの洋式化に伴う改修工事などを実施しました。
■放課後児童クラブ施設等の整備
放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)を実施するために必要な施設整備を行う市町村に対し補助を行いました。
■2025年日本国際博覧会の開催準備等推進
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の成功に向け、国際博覧会会場整備など、大阪府が地元自治体として担うべき開催準備等を進めています。
■うめきた2期区域のまちづくり
うめきた地区は、「グランドデザイン・大阪」(大阪府・大阪市、平成24年6月策定)や「国家戦略特区提案」(大阪府・大阪市、平成25年9月提出)で位置づけられた、関西の発展を牽引するリーディングプロジェクトです。
このプロジェクトの一環として、うめきた地区(大阪駅北大深西地区)にかかる公園整備事業費に対する大阪市への補助などを行っています。
※うめきた2期区域の先行まちびらきの概要について/大阪府ホームページ(うめきた2期区域が、令和6年9月6日(金曜日)に先行まちびらきを迎えました。)
■大阪マラソン開催
。「みんなでかける虹。」をスローガンに3万2千人のランナーが大阪の誇る名所を駆け抜ける大阪マラソンを開催しました。この開催費の一部に宝くじの収益金を活用しています
※大阪マラソン公式ホームページ(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)