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更新日:2025年1月7日

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大阪府立狭山池博物館令和6年度スポットテーマ展「阪神・淡路大震災30年 遺跡からみる災害と復興」を開催します

展示内容

概要

兵庫県内を震源とし、大阪府内でも甚大な被害をもたらした阪神・淡路大震災が発生してから、令和7年1月17日で30年となります。また、平成30年に発生した大阪府北部地震や台風21号の襲来も記憶に新しく、さらに、今後高い確率で南海トラフ地震の発生が予測されるなど、私たちと大地震や台風などの自然災害は切っても切れない関係にあります。

これまで、大阪府教育委員会や公益財団法人大阪府文化財センターが大阪府内の遺跡で行った発掘調査では、地震による噴砂、水害による土砂の堆積など、様々な災害の痕跡が確認されてきました。しかし、災害に見舞われた後も屈することなく、その地に新たな住居や水田を復興している様子等もあわせて見て取ることができます。

このたび、阪神・淡路大震災から30年を迎えることを受け、遺跡に残る過去の人々が直面した災害と復興の痕跡を紹介することで、「防災」について考えるきっかけの一助となればとの思いから、スポットテーマ展「阪神・淡路大震災30年遺跡からみる災害と復興」を開催いたします。

展示期間

令和7年2月8日(土曜日)から令和7年3月23日(日曜日)まで

休館日

月曜日、2月17日(月曜日)から2月25日(火曜日)(メンテナンスのため)

主な展示資料

主催機関が所蔵する大阪府内で確認された災害の痕跡が残る遺跡のパネル及び、遺構に関連する遺物を展示。

四條畷市雁屋遺跡出土手焙形土器、甕など(大阪府教育委員会所蔵)

八尾市久宝寺遺跡出土甕、有段口縁鉢など(大阪府教育委員会所蔵※大阪府文化財センター展示資料)

羽曳野市・藤井寺市陵東遺跡出土高杯、小型丸底壺など(大阪府教育委員会所蔵)

藤井寺市船橋遺跡出土壺など(大阪府立弥生文化博物館所蔵)

羽曳野市応神天皇陵古墳外堤出土笠形木製品など(大阪府立近つ飛鳥博物館所蔵)

主催

大阪府教育委員会

公益財団法人大阪府文化財センター

大阪府立弥生文化博物館

大阪府立近つ飛鳥博物館

大阪府立狭山池博物館

展示会場

場所

大阪府立狭山池博物館常設展示第5ゾーン

住所

〒589-0007

大阪府大阪狭山市池尻中2丁目

アクセスはリンクからご覧ください。(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)(大阪府立狭山池博物館ホームページ)

 

講演会

講師

禰冝田佳男(大阪府立弥生文化博物館館長、禰のしめすへんはネ)

講演テーマ

「自然災害と日本人~我々の祖先は災害からどのように復興してきたのか~」

日時

令和7年2月9日(日曜日)14時から15時30分(開場13時30分)

会場

大阪府立狭山池博物館2階ホール

定員126名まで。無料・事前申し込み不要

講演終了後は展示解説を行います。

令和6年度スポットテーマ展「阪神・淡路大震災30年 遺跡からみる災害と復興」チラシ

お問い合わせ

大阪府教育庁文化財保護課文化財調査事務所

電話番号072-291-7401

 

 

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