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土地区画整理事業
土地区画整理事業とは
土地区画整理事業(とちくかくせいりじぎょう)とは、都市基盤が未整備な市街地や市街化の予想される地区を健全な市街地にするために、道路・公園・河川等の公共施設を整備・改善し、土地の区画を整え宅地の利用の増進を図る事業です。また、既成市街地においても、区画整理手法を活用し、公共施設の再配置や土地の集約化等を行うことで、良質な都市空間の形成を図ります。
土地区画整理事業のしくみ
地区内の土地所有者等が、土地を少しずつ提供(減歩)し、道路・公園などの公共用地や保留地に充てます。各個人の土地は、地形や形状が改善されて再配置(換地)されます。この結果、道路・公園等の公共施設が整備されます。また、個人の土地は区画が整理されるとともに、無接道の土地も接道することとなり、土地活用が図りやすくなります。
※保留地とは、売却することで事業費を得るための土地のことです。
※地権者の宅地の面積は土地区画整理事業後に減少しますが、道路や公園などの公共施設の整備や、宅地の整形化によって利用価値は上がります。
土地区画整理事業の資料
土地区画整理事業による施行例
計画的で良好な住宅地の供給
- 事業の名称:豊中市少路特定土地区画整理事業(とよなかししょうじとくていとちくかくせいりじぎょう)
- 施行面積:約22.3ha
- 事業施行期間:平成3年度から平成17年度
広域的な幹線道路となる都市計画道路・駅前広場の整備
- 事業の名称:高槻市阪急上牧駅北特定土地区画整理事業(たかつきしはんきゅうかんまきえききたとくていとちくかくせいりじぎょう)
- 施行面積:約11.7ha
- 事業施行期間:平成10年度から平成18年度
憩いの場となる公園緑地の整備
- 事業の名称:交野市河内磐船駅北特定土地区画整理事業(かたのしかわちいわふねえききたとくていとちくかくせいりじぎょう)
- 施行面積:約9.4ha
- 事業施行期間:平成6年度から平成12年度
河川の治水対策と親水空間の創出
- 事業の名称:箕面市萱野中央特定土地区画整理事業(みのおしかやのちゅうおうとくていとちくかくせいりじぎょう)
- 施行面積:約22.6ha
- 事業施行期間:平成7年度から平成22年度
地域の財産である里山を活かしたまちづくりの事例
- 事業の名称:茨木市・箕面市国際文化公園都市特定土地区画整理事業(いばらきし・みのおしこくさいぶんかこうえんとしとくていくかくせいりじぎょう)
- 地区の愛称:彩都(さいと)
- 施行面積:約375.10ha
- 事業施行期間:平成6年度から平成30年度
高規格堤防事業と連携したまちづくり
- 事業の名称:島本町江川土地区画整理事業(しまもとちょうえがわとちくかくせいりじぎょう)
- 施行面積:約0.41ha
- 事業施行期間:平成15年度から平成17年度
社会資本整備総合交付金の概要
- 社会資本整備総合交付金は、活力創出、水の安全・安心、市街地整備、地域住宅支援といった政策目的を実現するため、計画に基づき、基幹的な社会資本整備事業のほか、関連する社会資本整備やソフト事業を総合的・一体的に実施できるよう、国が地方公共団体に交付するものです。
- 地方公共団体が、社会資本整備総合交付金により事業を実施しようとする場合には、計画を作成し、国土交通大臣に提出することになっています。(社会資本整備総合交付金交付要綱第8)
- また、計画を作成したときは、これを公表することになっています。(社会資本整備総合交付金交付要綱第10の1)
大阪府では、以下の計画を作成し、事業を実施しています。
- 幹線道路沿道における産業用地の創出や都市の拠点形成に資するまちづくり(PDF:1,162KB)
- 豊かな自然環境を活かした、誰もがいきいきと暮らせるまちづくり 第2期(箕面森町)事後評価(PDF:228KB)
- 豊かな自然環境を活かした、誰もがいきいきと暮らせるまちづくり 第2期(箕面森町)中間評価(外部サイトへリンク)
- 豊かな自然環境を活かした、誰もがいきいきと暮らせるまちづくり 第2期(箕面森町)(PDF:1,241KB)
- 豊かな自然環境を活かした、誰もがいきいきと暮らせるまちづくり(箕面森町)事後評価書(PDF:290KB)
関連リンク集
- 国土交通省都市局(外部サイトへリンク)
- 大阪市都市整備局(外部サイトへリンク)
- 堺市建築都市局都市整備部都市整備推進課(外部サイトへリンク)
- 公益社団法人街づくり区画整理協会(外部サイトへリンク)
- 公益財団法人区画整理促進機構(外部サイトへリンク)