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更新日:2024年8月5日

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下水道普及率

公共下水道事業は、大阪府内の全市町村(33市9町1村)で実施されており、河川や海域の水質環境基準を達成・維持することを目的とした「流域別下水道整備総合計画」に基づき、下水道の整備を進めています。

令和5年度末における大阪府内の下水道普及状況は以下のとおりです。

下水道普及率とりまとめ結果

  • 下水道普及率(※1)
    令和5年度末 97.1%(+0.1ポイント)
    令和4年度末 97.0%
    (※1)府の行政人口のうち、下水処理が可能となった地域の人口(下水道整備人口)の占める割合をいいます。
  • 下水道整備区域内人口
    令和5年度末 約851.3万人(±0.0万人)
    令和4年度末 約851.3万人
  • 下水道整備面積
    令和5年度末 約86,739ha(+149ha)
    令和4年度末 約86,590ha

大阪府下水道普及率の推移

下水道普及率は、昨年度1年間で更に0.1ポイント増加し、令和5年度末時点で97.1%と、全国平均(令和4年度末で81.0%(東日本大震災の影響で調査な市町村を除く))を大きく上回っています。

なお、令和5年度には行政人口が約1.0万人減少しましたが、新たに149haの下水道整備が進んだため、下水道整備区域内の人口には変動がありませんでした。

府内全体では高い普及率となっていますが、全国平均を下回る地域も依然として残っている市町村別下水道普及率(別ウィンドウで開きます)参照)ことから、今後も更なる下水道の普及に取り組む必要があります。

下水道への接続のお願いについて

これまでの下水道の普及により、河川や海へ流れ出る汚れ(汚濁負荷量)は大きく減少しましたが、大阪府内で発生する汚れの割合を見ると、その約4割が、下水道や合併処理浄化槽などによって処理されていない未処理の生活雑排水(※1)によるものとなっています。

BODグラフ

下水道は、各家庭から出る台所や風呂、洗濯などの汚水を、きれいにしてから河川や海などへ流すことで、水質の保全や公衆衛生の向上の役目を果たしています。

しかし、下水道が整備されても、各家庭の排水管を下水道に接続しなければ、下水道の役割が発揮できません。

子どもたちに快適な生活環境を引き継ぐためにも、下水道が整備された地域にお住まいで、まだ下水道へ接続されていない方は、早期に下水道へ接続いただきますよう、よろしくお願いします。

1 台所や風呂場、洗濯などの排水(トイレのし尿を除く)のことをいいます。
※2 河川等の水の汚れの度合いを表す代表的な指標のことで、この数値が大きいほど、水中の有機汚濁物質が多いことを示します。

なお、下水道以外の生活排水対策の施策(合併処理浄化槽、農業集落排水施設など)については、生活排水対策の施策について(別ウィンドウで開きます)(大阪府 環境農林水産部 事業所指導課ホームページ)をご参照ください。

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