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流域下水道管路施設の緊急点検及び路面下空洞調査について
調査対象について
令和7年1月28日に発生した埼玉県八潮市の道路陥没事故を受け、国土交通省より流域下水道管理者に対して、晴天時1日最大処理量300,000m³以上の大規模な下水処理場に接続する口径2,000mm以上の下水道管路の緊急点検及び同下水道管が埋設されている路面下の空洞調査の要請がありました。大阪府における緊急点検の調査対象箇所は以下のとおりです。
≪調査対象箇所≫
○寝屋川流域下水道
・接続下水処理場:鴻池水みらいセンター・川俣水みらいセンター
・対象管路延長:約70km
・対象道路延長:約62km
調査対象箇所図(鴻池処理区)(PDF:6,660KB)、調査対象箇所図(川俣処理区)(PDF:7,137KB)
○猪名川流域下水道
・接続下水処理場:原田処理場
・対象管路延長:約3km
・対象道路延長:約2km
※点検対象管路のうち、治水緑地などの道路以外の下に敷設されている管路は対象道路から除いています。
調査方法について
○下水道管路の緊急点検
1月31日(金曜日)~2月5日(水曜日)の日程で、マンホールに入り、目視により管路内部の土砂の堆積状況や、流下状況の確認を行いました。
○路面下空洞調査
2月5日(水曜日)~2月7日(金曜日)の日程で、レーダ探査装置を用いて、深度約1.5mの路面下に対して、空洞の有無の確認を行いました。
調査結果について
○下水道管路の緊急点検
緊急点検の結果、流下不良や堆積物は確認されず、異状はありませんでした。
○路面下空洞調査
路面陥没の可能性が高い空洞は確認されませんでした。