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川をよく知ろう!-水難事故を防ぐために-
川で泳いでいる魚を見たり、河川敷で散歩をしたり、川には楽しいことが沢山あります。
一方で、川には命にかかわる危険も潜んでいます。
川に近づくときには、以下の4点に注意してください。
1 急な増水に注意!
雨が降っていなくても、上流で雨が降ると、急激に水位が上がることがあります。
2 流れに注意!
- 川には急に流れが速くなっているところがあります。
- 右岸と左岸で流れが違ったり、水面と川底で流れる速さが違ったりしています。
3 転倒に注意!
- 濡れているところやコケが生えているところは、すべりやすくなっています。
- 川の中には、石や岩、くぼみや深みがあり、足をとられて転倒することがあります。
4 深みに注意!
- 川の中には、急に深くなり、足がつかなくなるところがあります。
- 特に、激しい雨が降ったあとなどには、新たに深みができることがあります。十分に注意しましょう。
こんなときはすぐに避難しよう!
- 雨が降り始めた時や、注意報、警報が出たとき
- 上流に黒い雲、積乱雲が見えたとき
- 空が急に暗くなり、雷の音や光が見えたとき
- 山鳴り(山全体がうなるような音)がするとき
- 雨が降っているのに、水かさが減るとき
- 急に水かさが増え、川の水がにごってきたとき
- 流木やいつもと違うゴミなどが流れてきたとき
- 腐った土、火薬のようなにおいがするとき
- ダムの放流のサイレンが聞こえたときや、避難指導があったとき
川と親しむために
川などに遊びに行くときは、大人と一緒に行きましょう。
また、川や水辺に近づくときは、ライフジャケットをつけましょう。
近くに看板があれば必ず内容を確認しましょう。
あぶないと感じたら、周りの人にも声をかけて、すぐにみんなで避難してください。
リーフレット「ストップ!河川水難事故"急な増水や深みに注意!!"」