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アドプト・リバー・プログラムの概要と目的
大阪府では、府民の皆さんとともに、地域に愛され大切にされる川づくりをめざしています。そこで、自発的な地域活動を河川の美化につなげる「アドプト・リバー・プログラム」を、平成13年7月から、地元市の協力のもとでスタートしました。
「アドプト・リバー・プログラム」の「アドプト」とは、「養子にする」という意味です。
このプログラムは、地域の団体等に河川の一定区間の美化活動を継続的に行っていただくもので、河川管理者(各土木事務所など)、参加される団体及び地元市町村の三者で、参加団体の美化活動の内容や、河川管理者・市町村の協力・分担内容などを定めて協定を結ぶものです。
特徴と活動内容
1.地域とともに考えるプログラムです
地域の特性や未来像、河川の形状にあわせて、一定の形にこだわらず、自由な形のアドプト・プログラムをめざします。
これによって、河川愛護に対する啓発や、河川美化による地域環境の改善、不法投棄の防止などに役立てることをねらいとしています。
2.活動回数は「年3回以上」です
参加団体に定められた清掃活動は「年3回」以上です。
基本的に、ほとんど清掃の必要のない状態を保つことを目標としています。
河川清掃の様子(恩智川クリーンUp)
3.美化活動区域は「川それぞれ」です
参加団体が美化活動を行なう区間の延長は定めていません。
ただし、河川環境における景観を統一するため、基本的には「橋りょう」から「橋りょう」の間隔を最低限と考えています。
4.団体により花栽培も行います
参加団体によっては、清掃や除草以外に、地域や河川に応じた種類の花の栽培を協力いただくことがあります。
アドプト・リバー・芥川(高槻市)
5.サインボードは参加団体と共同で考えます
サインボードは、景観に合ったデザインを参加団体と土木事務所などが協議のうえ、決定します。
アドプト・リバー・権現川(大東市)
※上記の詳細については、参加団体と土木事務所などが協議しながら進めていきます。