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経緯と概要
人と人との架け橋
経緯と概要
大阪府は、児童数の減少など必要性が乏しくなった歩道橋を順次撤去していくこととしており、平成18年11月に守口市の佐太東歩道橋が撤去されました。撤去された橋は、再利用先がなければスクラップ処分されますが、まだ十分活用できるのにもったいない、という声も多く聞かれていました。
一方、平成18年5月に発生したジャワ島中部地震で、災害復旧のため派遣された大阪府の職員が、現地の方より、撤去する橋があるのであればぜひ活用したいとの強い要望を受けました。
このため、撤去歩道橋を点検・再整備し、現地に運搬することにより、インドネシア・ジョグジャカルタを流れるチョデ川で土石流により流された橋の代わりとして活用することを提案します。
撤去した歩道橋をインドネシアで再利用するため、平成18年11月10日、「人と人との架け橋づくり実行委員会」を設立しました。
企業の協賛金や個人の募金を募り、歩道橋の点検・再整備やインドネシアへの運搬を行い、海外で「第2の人生」をおくっていただきたいと考えています。