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当センターに寄せられるご意見について
動物が家族の一員として日常の生活に欠かせない存在となっている一方で、不適正な動物の飼育を原因とするトラブルや動物の遺棄や虐待も発生しています。大阪府では、「動物の愛護及び管理に関する法律」及び「大阪府動物の愛護及び管理に関する条例」に基づき、良好な生活環境の保持と「人と動物が共生する社会の実現」の理念のもと、府民が、動物を愛護する心を育むとともに、動物に関する正しい知識や理解を深める取組みを進めています。平成29年8月にオープンした大阪府動物愛護管理センター(愛称 アニマルハーモニー大阪)では、大阪府動物愛護管理推進計画(動物愛護畜産課のページ)に基づき、普及啓発等の各種事業を展開し、「引取数の削減」、「返還・譲渡の促進」に取り組み、社会全体で殺処分がゼロとなることをめざしています。
平成30年度からは、新たに設立した動物愛護管理基金を活用して様々な取組みを実施しています。
詳しくは、大阪府動物愛護管理基金についてをご覧ください。
寄せられるご意見について
Q1 大阪府動物愛護管理センターでは動物にふれあえるのですか。
A1 ふれあいコーナーや猫室内飼育体験室で動物とのふれあいを通して、動物との正しい接し方を職員がご説明します。来所時にお気軽にお声がけください。詳しくはふれあい体験などの各種教室をご覧ください。
Q2 動物を譲渡してもらうにはどうすればいいですか。
A2 事前に譲渡手続きをしていただきます。書類申請、家庭訪問(飼育環境等によっては不要)、譲渡前講習会受講の後、希望する譲渡対象動物とマッチングしていただきます。
Q3 譲渡会は開催しないのですか。
A3 大阪府では、新しい飼い主希望の方々が一同に集まって行う譲渡会形式ではなく、新しい飼い主希望の方と動物とのマッチング(お見合い)などの日程調整を個別に行い、譲渡をしております。
譲渡対象の動物は、「新しい飼い主になっていただける方へ(譲渡)」をご覧ください。
Q4 譲渡のお手伝いをしたいのですがどうすればよいですか。
A4 大阪府では、府の譲渡協力団体に、人馴れや治療など、一般の方にすぐに譲渡することが困難な動物などを中心に、譲渡の協力をしていただいているところです。
Q5 トリミングやトレーニングなど何かお手伝いしたいのですがボランティア募集はしていますか。
A5 センターでは、治療や健康管理の一環としてシャンプーや簡単なしつけなどは職員で行っていますが、更なる譲渡促進のため、令和元年度より複数の府内動物専門学校と協定を締結し、週一回程度、センターの犬のトリミングやトレーニングを専門学校生が実施しております。
また、動物愛護管理基金を活用した子猫育成サポート事業では、子猫育成サポーターを募集し、一定数の活動できるサポーターさんの確保ができました。このことから、現在、ボランティアの募集はしておりません。
Q6 殺処分はゼロになったのですか。
A6 大阪府動物愛護管理センターでは、飼い主から引き取ったペットや、保護収容した迷子動物で、飼い主が見つからない場合は、新しい飼い主への譲渡を進めています。しかし、人や動物に危害を与える可能性が非常に高くて譲渡できない犬猫や、負傷等で治療しても回復の見込みのない犬猫などは、やむを得ず処分の対象としています。
Q7 新たに処分機を導入する予定があるのですか。
A7 今後、新たな機械を導入する予定はありません。処分する場合は、環境省の「動物の殺処分方法に関する指針」にもとづき、1頭ずつ麻酔薬を注射するなど、できるだけ動物に苦痛を与えない方法で実施しています。なお、従事する職員の安全を確保する必要性がある場合や、人に触れられることがストレスになるような動物の場合に備えて、人が触れずに吸入麻酔薬で眠らせた後に炭酸ガスで処分する機器を設置しています。
なお、現在設置の機器は、2017年8月当センター開所時に、更新したものであり、今後、新たな機器を導入する予定はありません。
(参考)環境省「動物の殺処分方法に関する指針」(外部サイトへリンク)
Q8 動愛センターに寄付したいのですが、センターに持参してよいですか。
A8 ペットフードなどペット関連物品の寄付については、センター窓口でお受けしております。
但し、寄付していただける物によっては、保管場所などの都合により受け取ることができない場合がありますので、ご寄付いただける際は先ず、センターまでご連絡下さい。
また、寄付金をいただける場合は「大阪府動物愛護管理基金への申込方法」をご確認ください。センター窓口での納付は受付けておりません。
Q9 おおさかアニマルポリスに電話したら取り締まってくれますか。
A9 大阪府では動物の遺棄、虐待についての相談窓口が大阪府、政令市、中核市と分かれているなかで、府民が迷わず速やかに通報できる体制を整え、虐待の未然防止につなげることを目的として、令和元年10月に大阪府動物虐待通報共通ダイヤル(おおさかアニマルポリス#7122)を開設しました。通報があれば内容を確認し、必要に応じて警察など関係機関と情報共有を行い対応します。