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大阪府立花の文化園におけるPPP/PFI手法の導入検討について
実施目的
大阪府では、大阪府立花の文化園において新たな事業機会の創出や民間投資の喚起を図るとともに、効率的かつ効果的な施設管理や整備等を進めるため、「大阪府PPP/PFI手法導入優先的検討規定」に基づき、簡易な検討を行いました。
評価結果
施設の設置目的や機能、府民サービスの向上や管理運営の効率化等について、令和元年度及び3年度にサウンディング型市場調査により民間事業者等の意見聴取を行い、以下の意見をいただきました。
- 施設に隣接する大型駐車場がない現状にあっては、PFI手法を導入してもプラス要因が見えないため、現在の指定管理者制度の仕組みの方が施設管理におけるリスクが少ない。
- 施設において実施可能な事業の拡充や、指定期間の長期化により、魅力向上のための投資が可能となり、府民サービスの向上を図ることができる。
これらの民間事業者等の意見を踏まえ、大阪府立花の文化園においてはPFI手法を導入するのではなく、引き続き指定管理者制度による管理運営を行うこととし、併せて、条例改正による事業の拡充を図るとともに、府民サービスの向上のための投資提案を求めて指定期間を長期化することで、府民サービスの向上や施設の活性化を図ることとしました。
これらの方針を踏まえ、令和4年度には指定期間を10年として指定管理者を公募し、選定しました。
なお、過去に実施したサウンディング型市場調査や選定結果等については以下の参考のホームページをご覧ください。