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更新日:2024年10月31日

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微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報

「PM2.5」は、大気中に浮遊する粒子状物質のうち、粒径が2.5μm(0.0025mm)以下の微小な粒子のことです。非常に小さいため、肺の奥深くまで入りやすく、呼吸器系に加え、循環器系への影響を及ぼすことが心配されています。物の燃焼などによって直接排出されるもの(一次粒子)と、大気中のガス状物質が化学反応により生成されるもの(二次粒子)があり、国内の発生源だけでなく海外からの移流の影響も考えられます。

11月から5月にかけては、PM2.5濃度が高くなりやすく、ビルや家庭の暖房、冬季特有の「逆転層」といわれる気象条件の影響、さらに春先の黄砂飛来の影響等があり、とくに注意が必要です。
大阪府は、PM2.5が高濃度になると予測される場合、速やかに防災情報メールでお知らせしています。また、こちらのページでも詳細な情報発信を行います。

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PM2.5の注意喚起の方法

大阪府は、PM2.5濃度が国の暫定指針値(日平均値70μg/立方メートル)を超えることが予測されると判断した場合、大阪府の全域に注意喚起を行い、以下の行動の目安を呼びかけます。

注意喚起時の行動の目安

  • 屋外での長時間の激しい運動や外出をできるだけ控えましょう。
  • 換気や窓の開閉を必要最小限にするなど、外気ができるだけ屋内にはいらないようにしましょう。
  • 呼吸器系や循環器系疾患のある方、小さなお子様やお年寄りの方は、体調に応じてより慎重な行動をしましょう。

大阪府は、府域が狭小であること等から、注意喚起は全域に行うこととしています。
注意喚起の予測にあたっては、府域を6つの地域に分けて(※1)、地域ごとに濃度レベル(※2)を算出した上で、1つの地域でも判断濃度を超えた場合(※3)には、大阪府の全域に注意喚起を行います。

(※1)「府域を6つの地域に分ける」とは
注意喚起の予測にあたり、大阪府内を次の6地域に区分します。

地域

市町村名

大阪市 大阪市
堺市 堺市
北摂

豊中市、池田市、吹田市、高槻市、茨木市、箕面市、摂津市、
島本町、豊能町、能勢町

北・中河内

守口市、枚方市、八尾市、寝屋川市、大東市、門真市、
東大阪市、四條畷市、交野市

南河内

富田林市、河内長野市、松原市、柏原市、羽曳野市、藤井寺市、
大阪狭山市、太子町、河南町、千早赤阪村

泉州 岸和田市、泉大津市、貝塚市、泉佐野市、和泉市、高石市、
泉南市、阪南市、忠岡町、熊取町、田尻町、岬町

(※2)「地域ごとの濃度レベル」とは

以下の方法で、上記の6地域ごとの濃度レベルを算出します。

<朝の濃度レベル>

  • 一般環境測定局の午前5時、6時、7時の1時間値の平均値の2番目に大きい値。(3時間全て欠測の局は集計から除く)
    ただし、地域で午前5時、6時、7時の1時間値の平均値のある局が1局となった場合、その局の濃度を「朝の濃度レベル」とします。

<昼の濃度レベル>

  • 一般環境測定局の午前5時から12時までの1時間値の平均値の最大値。(8時間のうち4時間以上欠測のある局は集計から除く)

(※3)「1つの地域でも判断濃度を超えた場合」とは

以下の場合をいいます。

<朝>

  • 上記6地域のうち、朝の濃度レベル>朝の判断濃度(85μg/立方メートル)となった地域が1つでもあった場合。

<昼>

  • 上記6地域のうち、昼の濃度レベル>昼の判断濃度(80μg/立方メートル)となった地域が1つでもあった場合。

周知・啓発のためのマニュアル、チラシ

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