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更新日:2024年11月14日

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生物多様性の保全地域を広げよう!
「自然共生サイト」のご紹介

「堺第7-3区 共生の森」が自然共生サイトに認定されました!

 堺市の臨海部にある「堺第7-3区 共生の森」は、産業廃棄物処分地において約20年間に渡り、府民や企業、NPOが連携し、森づくりを始め、多様な自然環境を創出してきた結果、豊かな生態系が見られるようになりました。
 この度、その生物多様性の価値が認められ、「自然共生サイト」に認定されました。

認められた価値
 ○里地里山といった二次的な自然環境に特徴的な生態系が存する場
 ○生態系サービスの提供の場であって、在来種を中心とした多様な動植物種からなる健全な生態系が存する場
 ○希少な動植物種が生息生育している場あるいは生息生育している可能性が高い場kyoseinomorisyasin
 ○越冬、休息、繁殖、採餌、移動(渡り)など、動物の生活史にとって重要な場

共生の森について、詳しくはこちらをご覧ください。

自然共生サイトとは

背景
 生物多様性条約第15回締約国会議(CBD-COP15)において、2030年までの新たな世界目標である「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択されました。我が国では、世界目標を踏まえ、2023年3月に「生物多様性国家戦略」を改定し、2030年までに生物多様性の損失を止めて反転させる「ネイチャーポジティブ」や、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標(30by30目標)を国内目標として位置付けています。

概要
 ネイチャーポジティブの実現に向けた取組の一つとして、環境省では、企業の森や里地里山、都市の緑地など「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を「自然共生サイト」として認定する取組を令和5年度から開始しました。認定区域は、保護地域との重複を除き、OECM(Other Effective area-based Conservation Measures:保護地域以外で生物多様性保全に資する区域)として国際データベースに登録され、30by30目標の達成に貢献します。

自然共生サイト(環境省)(外部サイトへリンク)

大阪府内の自然共生サイト認定状況(令和6年度前期時点)
認定サイト数 全国253か所(うち府内9箇所)

【令和6年度前期認定】

サイト名 申請者 所在地
堺第7-3区 共生の森(外部サイトへリンク) 大阪府 堺市
大阪梅田ツインタワーズ・サウス(外部サイトへリンク) 阪神電気鉄道(株) 大阪市
おおさか環農水研 生物多様性センター(外部サイトへリンク) (地独)大阪府立 環境農林水産総合研究所 寝屋川市


【令和5年度後期認定】

サイト名 申請者 所在地
ドコモ泉南堀河(せんなんほりご)の森(外部サイトへリンク) (株)NTTドコモ 泉南市
多奈川ビオトープ(外部サイトへリンク) 日本ビオトープ管理士会 近畿支部 泉南郡岬町


【令和5年度前期認定】

サイト名 申請者 所在地
新梅田シティ新・里山(外部サイトへリンク) 積水ハウス(株) 大阪市
新ダイビル堂島の社(外部サイトへリンク) ダイビル(株) 大阪市
関西国際空港港島 人口護岸 藻場サイト(外部サイトへリンク) 関西エアポート(株) 泉佐野市、泉南郡田尻町、泉南市
阪南セブンの海の森(外部サイトへリンク) (一財)セブン-イレブン記念財団 阪南市

 

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