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大阪府障がい者自立支援協議会による地域支援の取り組みについて
大阪府障がい者自立支援協議会では、平成29年度より、地域自立支援協議会を核にした「地域ネットワークの構築」を軸に、地域自立支援協議会が抱える課題の解決に向け、大阪府障がい者相談支援アドバイザー(以下「アドバイザー」という。)との連携による地域支援の取り組みを実施しています。
その取り組みの一つとして、相談支援に関する広域的な支援を行うアドバイザーを派遣する事業である地域生活支援事業における都道府県相談支援体制整備事業(以下「アドバイザー派遣事業」という。)があります。
大阪府障がい者自立支援協議会の具体的な取り組みとして、市町村の地域自立支援協議会についてヒアリング等で現状を把握し、課題や対応策を整理・検討した上で、課題解決のため、アドバイザーを派遣し、助言等による後方支援を実施(以下「アウトリーチ型派遣」という。)しています。
なお、アドバイザー派遣事業については、大阪府障がい者自立相談支援センターが事務局を務め、アウトリーチ型派遣に加え、市町村自ら課題を認識して派遣を依頼し、それに応じて実施する場合(申請型派遣)があります。
※大阪府障がい者相談支援アドバイザー
平成19年に地域自立支援協議会の設置支援を目的として創設。その後、各市町村における自立支援協議会設置や基幹相談支援センター設置を受け、基幹相談支援センターに対する後方支援や計画相談の完全実施に向けた後方支援等を目的に、地域の相談支援体制づくり、相談支援専門員のスキルアップ、協議会活性化のための助言等を行っています。