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雨に関すること -梅雨にちなんで-
近畿地方では、そろそろ梅雨明けの季節でしょうか。梅雨は、春から夏に移行する過程で、その前後の時期と比べて雨が多くなり、日照が少なくなる季節現象です。
今回は雨に関する統計についてご紹介します。
1.梅雨入りと梅雨明け
まずは、地方別に平年※の梅雨入り明けについて見ていきましょう。梅雨の入り明けの時期には地域差があり、沖縄と東北北部では1か月以上も時期がズレています。どの地方も期間は40日程度です。
今年の近畿地方の梅雨入りは平年より15日、去年より23日遅かったようです。
※「平年」は、令和2年(2020年)までの過去30年の平均(入り・明けを特定できなかった年は除外)の日付です。


2.全国の年降水量
次に、2022年の年降水量を見ていきましょう。

都道府県庁所在地のデータである。なお、栃木県のデータは資料不足値(統計を行う対象資料が許容範囲を超えて欠けている値)である。
1位沖縄県、2位静岡県、3位宮崎県となっており、大阪府は40位となっています。
2022年の大阪府の年降水量は1058.0mmですが、これは平年並みだったのでしょうか。2022年より過去10年の大阪府における年降水量を見てみましょう。
3.大阪府の年降水量

平年値は1991年から2020年の観測地の各年の平均を基に算出
2013年から2022年の大阪府における年降水量です。2022年は1058.0mmで、平年値の1338.3mmよりも少ないことがわかります。
そして、2021年は2014.5mmで、大阪府年降水量歴代1位となりました。気象庁によりますと、年降水量は平年比151%とかなり多くなり、1883年の統計開始以来の多さとのことでした。記録更新となった2021年の降水量には、どのような特徴があるのでしょうか。月別降水量を見てみましょう。

平年値は1991年から2020年の観測地の各年の平均を基に算出
平年値と比較すると、5月は約2.5倍、8月は約2.8倍とかなり多く雨が降ったことがわかります。
平年値を上回る月が多く、春から夏にかけて降水量が多かったことが読み取れますね。
参考:[大阪管区気象台「大阪府の気象 2021年(令和3年)年報」
降水日数とは

降水日数とは雨が降った日のように感じますが、気象庁の定義では、「降水日数は日降水量1mm以上の日数」となっています。雨が降っても、1mm未満の雨であれば、降水日数にはカウントされないのです。また、雪が降った場合は、雪を雨量計で溶かして降水量として観測しています。
以上のことから、降水日数と雪日数が重複する場合があります。
梅雨入りすると天気が不安定になり、急に雨が降りだして困るときがあります。折り畳み傘を持ち歩くことも有効ですが、一部公共交通機関では、無料貸傘サービス「善意の傘」が行われています。急な雨に見舞われたときに、傘を貸してくれるなんてありがたいですね。
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