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大阪の学校統計(学校基本調査)
令和6年度 大阪の学校統計(学校基本調査確報) 概況
1.幼稚園、幼保連携型認定こども園、小学校、中学校、高等学校(全日制・定時制)
(1) 学校(園)数
幼稚園、小学校、高等学校(全日制・定時制)で前年度より減少
1)学校(園)数
- 幼稚園は504園で、前年度より16園減少(40年連続)
- 幼保連携型認定こども園は732園で、前年度より28園増加(9年連続)
- 小学校は981校で、前年度より2校減少(14年連続)
- 中学校は513校で、前年度と同じ
- 高等学校(全日制・定時制)は249校で、前年度より5校減少
2)公立・私立別・学校種別の学校(園)増減数
- 公立は、幼稚園は68園、小学校は18校、中学校は4校、高等学校(全日制・定時制)は8校、それぞれ減少、幼保連携型認定こども園は18園増加
- 私立は、幼稚園は15園、中学校は4校、高等学校(全日制・定時制)は3校、それぞれ減少、幼保連携型認定こども園は136園増加、小学校は増減なし
3)幼稚園数及び幼保連携型認定こども園数の都道府県比較
(2) 在学者数の推移
幼稚園、小学校、中学校、高等学校(全日制・定時制)で前年度より減少
1)在学者数
- 幼稚園は57,303人で、前年度より5,485人減少(ピーク時(昭和52年度211,460人)の27.1%)
- 幼保連携型認定こども園は99,961人で、前年度より2,790人増加(9年連続)
- 小学校は404,004人で、前年度より6,463人減少(ピーク時(昭和55年度921,519人)の43.8%)
- 中学校は214,779人で、前年度より2,434人減少(ピーク時(昭和61年度460,931人)の46.6%)
- 高等学校(全日制・定時制)は197,660人で、前年度より1,281人減少(ピーク時(平成元年度426,706人)の46.3%)
2)1学級当たりの在学者数
- 幼稚園は20.3人で、前年度より0.8人減少(12年連続)
- 幼保連携型認定こども園(3から5歳児)は22.5人で、前年度より0.3人増加(7年ぶり)
- 小学校は21.4人で、前年度と同じ
- 中学校は26.6人で、前年度より0.1人増加(2年連続)
3)教員(本務者)1人当たりの在学者数
- 幼稚園は9.6人で、前年度より0.8人減少(21年連続)
- 幼保連携型認定こども園は5.9人で、前年度と同じ
- 小学校は13.8人で、前年度より0.2人減少(24年連続)
- 中学校は12.5人で、前年度より0.1人減少(2年連続)
- 高等学校(全日制・定時制)は14.2人で、前年度より0.1人減少(10年連続)
(注)平成28年度から、小学校第1学年には義務教育学校1学年を含んでいる。
(3) 教員数(本務者)の推移
幼保連携型認定こども園、小学校、高等学校(全日制・定時制)で前年度より増加
1)教員数(本務者)
- 幼稚園は5,981人で、前年度より36人減少(12年連続)
- 幼保連携型認定こども園は17,085人で、前年度より642人増加(9年連続)
- 小学校は29,382人で、前年度より102人増加(2年連続)
- 中学校は17,191人で、前年度より28人減少
- 高等学校(全日制・定時制)は13,897人で、前年度より33人増加(8年ぶり)
2)女性教員(本務者)及び女性管理職(*)の割合の推移
- 幼稚園は、教員総数に占める女性教員の割合は10年で0.2ポイント低下
管理職総数に占める女性管理職の割合は10年で0.7ポイント低下 - 小学校は、教員総数に占める女性教員の割合は10年で1.8ポイント低下
管理職総数に占める女性管理職の割合は10年で2.4ポイント上昇 - 中学校は、教員総数に占める女性教員の割合は10年で0.4ポイント上昇
管理職総数に占める女性管理職の割合は10年で7.1ポイント上昇 - 高等学校(全日制・定時制)は、教員総数に占める女性教員の割合は10年で1.2ポイント上昇
管理職総数に占める女性管理職の割合は10年で4.8ポイント上昇
(*)
- 管理職とは、教員のうち校(園)長、副校(園)長、教頭をいう。
- 「教員総数に占める女性教員の割合」=教員数(本務者)(女性)/教員数(本務者)(男女計)で算出
- 「管理職総数に占める女性管理職の割合」=管理職の数(女性)/管理職の数(男女計)で算出
2 特別支援学校
在学者数は過去最多
(1)学校数、在学者数及び教員数(本務者)の推移
- 学校数は51校で、前年度より1校増加(6年ぶり)
- 在学者数は10,218人で、前年度より220人増加(4年連続)
- 教員数(本務者)は5,565人で、前年度より64人増加(3年連続)
(2)部別在学者数の推移
- 幼稚部の在学者数は87人で、前年度より4人減少
- 小学部の在学者数は3,206人で、前年度より119人増加
- 中学部の在学者数は2,885人で、前年度より91人増加
- 高等部の在学者数は4,040人で、前年度より14人増加
3 専修学校
生徒数は前年度より減少
(1)学校数及び生徒数の推移
- 学校数は217校で、前年度より1校増加(4年ぶり)
- 生徒数は65,387人で、前年度より571人減少(4年連続)
(2)分野別構成比の全国との比較
生徒数の分野別構成比は、「文化・教養関係」が29.7%で全国より5.4ポイント高く、「医療関係」が24.6%で全国より2.9ポイント低い
4 各種学校
学校数は昭和51年度から、生徒数は昭和42年度から減少傾向
(1)学校数及び生徒数の推移
- 学校数は29校で、前年度と同じ
- 生徒数は8,087人で、前年度より507人減少
(2)分野別構成比の全国との比較
生徒数の分野別構成比は、「予備校」が44.8%で全国より33.6ポイント高く、「外国人学校」が28.6%で全国より1.3ポイント低い
5 中学校の卒業後の状況
卒業者は3年ぶりに減少
(1)卒業者数、進学率及び卒業者に占める就職者の割合の推移
- 卒業者は73,472人で、前年より529人減少(ピーク時(昭和63年153,542人)の47.9%)
- 高等学校等進学率は98.4%で、前年より0.1ポイント低下
- 卒業者に占める就職者の割合は0.2%で、前年と同じ
(2)全国との比較
- 高等学校等進学率は98.4%で、全国より0.2ポイント低い
- 卒業者に占める就職者の割合は0.2%で、全国と同じである
6 高等学校(全日制・定時制)の卒業後の状況
大学等進学率は過去最高
卒業者に占める就職者の割合は過去最低
(1)卒業者数、進学率及び卒業者に占める就職者の割合の推移
- 卒業者は62,697人で、前年より3,718人減少(ピーク時(平成3年135,563人)の46.2%)
- 大学等進学率は68.9%で、前年より1.3ポイント上昇(過去最高)
- 専修学校(専門課程)進学率は13.5%で、前年より0.6ポイント低下
- 卒業者に占める就職者の割合は8.1%で、前年より0.3ポイント低下(過去最低)
(2)全国との比較
- 大学等への進学率は68.9%で、全国より7.0ポイント高く、4位
- 卒業者に占める就職者の割合は8.1%で、全国より5.9ポイント低く、44位