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更新日:2023年4月25日

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点字のしくみ

タテ3点、ヨコ2点の6点の組み合わせでできています。この単位を「マス」と言います。
読む側からみて6つの点は、左上を「(1)」の点、左の真ん中を「(2)」の点、左下を「(3)」の点、右上を「(4)」の点、右の真ん中を「(5)」の点、右下を「(6)」の点といいます。
母音を表す部分(「(1)・(2)・(4)」の点)と、子音を表す部分(「(3)・(5)・(6)」の点)によって構成されています。

「あ行」は、母音を表す部分(「(1)・(2)・(4)」の点)を組み合わせて、次のように表します。
6点の組み合わせ 点字あ行
では、「か行」はどのように表すでしょう。「か行」を表すときは、「あ行」に子音を表す部分「(6)」の点を加えると「か行」となります。
点字か行
「か行」と同じように「さ行」は、「あ行」に「(5)と(6)」の点を加えます。
「た行」は「(3)と(5)」の点、「な行」は「(3)」の点、「は行」は「(3)と(6)」の点、「ま行」は「(3)と(5)と(6)」の点、「ら行」は「(5)」の点を加えます。
点字さ行からら行(や行を除く)
これで、あ・か・さ・た・な・は・ま・ら行が読めるようになりました。
あともう少しです。「や行」、「わ行」、「ん」を覚えてみましょう。
「や行」は、母音をそのまま一番下へ移動させて、「(4)」の点をつけます。
点字や行
「わ行」は、母音を一番下に移動すると、「わ行」になります。
点字わ行
「ん」は、「(3)と(5)と(6)」を組み合わせると、「ん」になります。
点字ん
これで、50音が読めるようになりました。日本語には、このほかに小さな「っ」(促音)、のびる音(長音)、「てんてん」のある文字(濁音)や、「まる」のある文字(半濁音)、小さい「ゃ」「ゅ」「ょ」が付く文字(拗音)や、それが濁った文字(拗濁音・拗半濁音)があります。
50音や小さな「っ」(促音)やのびる音(長音)などの点字のしくみについては、下の項目(PDFファイル)をクリックしていただきますと一覧表が表示されます。

50音の点字のしくみの一覧表はこちらから(PDF:21KB)

50音以外

では、次の点字を読んでみましょう。

(問題1)

(問題2)

(問題3)

こたえ、(問題1)「おおさかふ」、(問題2)「どくしょ」、(問題3)「ばりあふりー」でした。

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