大阪府議会 > 議長・副議長 > 正副議長からのメッセージ > 令和6年5月臨時会 議長退任のあいさつ

更新日:2024年5月22日

ページID:83350

ここから本文です。

令和6年5月臨時会 議長退任のあいさつ

第116代議長 久谷 眞敬議員(維新)

議長就任あいさつ 於:議場

 議長退任に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
 令和5年5月臨時会において、皆様方に御推挙いただき、歴史と伝統ある大阪府議会 第116代議長を拝命し、以来、垣見副議長と力をあわせ、公平・円滑な議会運営に注力するとともに、大阪府政の発展のため、誠心誠意、全力で取り組んでまいりました。
 この一年を振り返りますと、昨年5月に新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し、社会経済活動も徐々に回復を見せ、大阪の街も賑わいを取り戻しました。その一方で、相次ぐ原材料価格や物価の高騰などにより、府民の暮らしや企業活動が大きく影響を受けた一年でもありました。
 こうしたなか、府議会としましても、急務となっている物価高騰対策を、毎定例会で審議し、施策の早期実現を図ってまいりました。また、能登半島地震を踏まえた災害対応力の強化をはじめ、様々な府政の課題や地域の課題、高校・大阪公立大学等の授業料完全無償化など、次世代への投資や人材育成、さらには、大阪経済の再生・成長に向けた取組が進むようしっかりと議論し、府政に反映してまいりました。
 万博の会場建設費の見直しにあたっては、25年ぶりとなる議員全員協議会を開催し、経済産業省、日本国際博覧会協会、及び知事から直接説明を聴取し、活発な質疑が行われました。また、大阪府議会では初となる委員会提出による「大阪府基礎自治機能の充実及び強化に関する条例」の制定にも取り組むことができました。 
 私は、議長就任に際し、「今期より議員定数を削減したが、その重みを議員一人ひとりが受け止め、しっかりとその職責を全うできるような議会運営をしていきたい」と申し上げましたが、二元代表制の一翼を担う府議会として、府民のため、大阪府の発展のため、議員お一人おひとりが真摯に取り組み、その職責を果たしていただいたことに心より感謝を申し上げます。
 また、議会改革の取組みについても、すでにオンライン出席を可能としている委員会に続き、本会議においても、オンラインで質問することができるよう、会議規則を改正し、次の6月定例会から運用を開始いたします。こうした改革を進めることができましたのも、議員各位のご協力の賜物であり、改めて感謝を申し上げます。
 本日、議長を退任いたしますが、今後も一議員として、まずは、来年に迫った2025年大阪・関西万博の成功、そして大阪の発展に、全力を挙げて取り組んでまいる所存でございます。皆様方におかれましては、引き続き御指導、御鞭撻のほどよろしくお願いを申し上げます。
 結びに、本日までの一年間、温かい御支援と御協力を賜りました私の地元であります大阪市北区をはじめとする府民の皆様、先輩・同僚議員の皆様、吉村知事をはじめ理事者の皆様、報道関係の皆様、並びに、垣見副議長に心より御礼申し上げ、私の退任の挨拶とさせていただきます。
 ありがとうございました。

このページの作成所属

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?