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アドプト・シーサイド・プログラム
アドプト・シーサイド・プログラムとは
「アドプト」には、「養子縁組」という意味があります。
大阪府アドプト・シーサイド・プログラムは、港湾局が管理する海岸や港湾の一定区間を養子にみたて、住民が里親となって養子の面倒をみていく。つまり、住民の皆さまが海岸や港湾をわが子のように大切に思い、美化活動を継続して実施していくというものです。
実施要領(参加申込書、実施計画書、休止届、協定解除届)については、こちらをご覧ください。
⇒【実施要領】実施要領(PDF:867KB) 実施要領(ワード:1,202KB)
具体的な活動内容は
アドプト・シーサイド・プログラムは、自主的かつ継続的に海岸や港湾の一定区間の美化活動を行う地元自治会や市民グループなどの団体に対して、関係市町と港湾局が支援することにより、地域に愛されるきれいな海岸・港湾環境の保全に取り組むものです。
参加団体の役割
設定した活動区間において、原則として年2回以上の美化活動を実施。
市町の役割
回収したゴミを無料で処分。
港湾局の役割
- (1)清掃用具の貸出し
- (2)参加団体及び美化活動区間を表示したサインボードの設置
- (3)必要に応じて美化活動中の事故等に備えた保険料の負担
参加申し込み手順は
- 1 申し込み
美化活動に参加しようとする団体は、港湾局に対し参加を申し込みます。
対象は、地元自治会、市民グループ、NPO法人、企業、学校などの団体です。
港湾局は、参加希望団体から参加申し込みを受けたときは、その団体及び地元市町と美化活動の内容やその区間、役割分担などについて協議を行い、基準を満たせば申し込みを受理します。
- 2 三者協定の締結
参加団体、市町及び港湾局は、活動目的、活動区間、活動内容、役割分担、活動中の安全など定めた協定を締結します。
- 3 認定書の交付
協定書の締結後、参加団体に対して美化活動を行う者であることを証する認定書を交付します。
- 4 サインボードの設置等
サインボードに記載する名称は、参加団体と港湾局、市町が協議して決定します。
名称の冒頭には「アドプト・シーサイド・」を用いることとし、「アドプト・シーサイド・○○」とします。
また、港湾局は参加団体に対して、アドプト活動に必要な清掃用具等を貸与しています。
(アドプト・シーサイド・堺旧港)
- 認定団体として活動開始です!
活動状況は
アドプト認定団体は、海岸や港湾の清掃や除草を行っていますが、併せてハマボウフウをはじめ貴重な海浜植物の保護や、地元漁協と連携した稚魚の放流など特色のある取組みも行っています。
(アドプト・シーサイド・ハマボウフウ)
(アドプト・シーサイド・堺浜自然再生ふれあいビーチ)
平成15年2月にスタートして以来、現在では、地元自治会、市民グループ、まちづくり団体など23団体を、認定しています。
また、このほか、港湾局では、府民参加の美化運動の促進及び海岸愛護思想の普及と啓発を目的として地元市町、住民、企業などの協力を得て海岸・港湾の美化活動を行っています。
アドプト・シーサイドの認定状況について(令和6年6月現在) ※認定順
名称 |
海岸・港湾(路線)名 |
実施場所 |
団体名 |
認定年月日 |
---|---|---|---|---|
ハマボウフウ | 貝掛海岸 | 阪南市 | 自然と本の会 | 平成17年6月23日 |
小島 | 多奈川小島海岸 | 岬町 | 小島地区まちづくり推進協議会 | 平成20年10月1日 |
堺旧港 | 堺旧港 | 堺市 | 堺旧港もてなしの心 | 平成20年10月15日 |
小津島町東 |
助松埠頭地区 臨港道路103号線 |
泉大津市 | 阪九フェリー株式会社 | 平成21年3月19日 |
なぎさ町 | 泉大津旧港地区 埠頭間連絡通路 | 泉大津市 | 第一警備保障株式会社 | 平成21年7月9日 |
脇浜 | 脇浜海岸 | 貝塚市 | 海守OSAKA | 平成22年3月24日 |
泉大津旧港 |
泉大津市道なぎさ町1号線・2号線及び 泉大津旧港臨港道路 |
泉大津市 |
泉大津マリン株式会社 大阪府タグ事業協同組合 |
平成23年3月25日 |
Enjoy!りんくう | 泉佐野市域マーブルビーチ | 泉佐野市 | りんくう花火実行委員会 | 平成24年7月1日 |
諏訪森 | 泉州海岸浜寺地区 海岸保全区域管理用通路 | 堺市 |
浜寺諏訪森西3丁会 浜寺諏訪森西4丁会 |
平成24年9月3日 |
堺浜 | 堺泉北港北泊地 | 堺市 | Cifer・コア | 平成25年9月11日 |
フィッシングマックス泉大津 | 堺泉北港泉大津地区各一部(6ヵ所) | 泉大津市 | 株式会社フィッシングマックス |
平成25年10月25日 |
岸和田港 | 岸和田市港緑町4番から2番まで(岸和田旧港) | 岸和田市 | 港緑振興会 | 平成26年6月19日 |
クリハラ | 泉大津市なぎさ町9から泉大津市なぎさ町4、6まで | 泉大津市 | 栗原工業(株)大阪南支店 | 平成27年4月21日 |
男里川河口部干潟海岸 |
泉南市男里川河口部海岸干潟地先から阪南市男里川河口部海岸地先まで |
泉南市 阪南市 |
男里川水系環境保全活動実行委員会 | 平成27年10月28日 |
箱作自然海岸 | 阪南市箱作1737付近 | 阪南市 | 自然と本の会 | 平成27年11月6日 |
B.B の会 | 阪南市箱作・下荘・貝掛 | 阪南市 | B.Bの会 | 平成30年10月10日 |
匠町 |
築港八幡町交差点から匠町交差点区間の臨港道路 | 堺市 | シャープ労働組合堺支部 | 令和元年8月7日 |
堺匠寮自治会 | 匠町交差点から臨海防災センター前区間の臨港道路 | 堺市 | シャープ堺匠寮自治会 | 令和2年1月8日 |
阪南ヒトトヒト | 阪南市箱作・貝掛・尾崎・福島 | 阪南市 | NPO法人ヒトトヒト | 令和4年4月15日 |
フィッシュフレンズ | 阪南6区防潮堤管理用通路 | 貝塚市 | 株式会社フィッシュフレンズ | 令和4年6月27日 |
尾崎漁港浜 | 尾崎港 尾崎六丁目護岸 | 阪南市 | 尾崎漁業協同組合 | 令和5年6月22日 |
堺浜自然再生ふれあいビーチ | 堺浜自然再生ふれあいビーチ | 堺市 | 堺浜マイクロプラスチックカフェ | 令和5年8月9日 |
フィッシングマックス二色の浜 | 阪南6区防潮堤管理用通路 | 貝塚市 | 株式会社フィッシングマックス | 令和5年10月6日 |
二色浜ビーチクリーン | 近木川河口から二色浜海岸まで | 貝塚市 | 二色浜ビーチクリーン | 令和6年6月20日 |
Shore Clean Program | 阪南6区防潮堤管理用通路 | 貝塚市 | Shore Clean Program | 令和6年6月20日 |
お問い合わせ先
大阪港湾局泉州港湾・海岸部 施設管理運営課 施設管理運営
電話 0725-21-7217
FAX 0725-21-7265