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更新日:2024年12月9日

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第34回 大阪府公共建築設計コンクール

◆課題趣旨

今年度の設計課題は、大阪府営羽倉崎住宅(以下、「本住宅」という。)の集会所です。

本住宅は、泉佐野市の南海電鉄「羽倉崎駅」から南東へ徒歩約10分の場所に位置しています。

昭和30年代後半に建設された本住宅は、敷地面積約4.9ha、住戸数約400戸の団地であり、今後、住棟、集会所の建替工事を行う予定です。今回課題となる集会所は、団地の中央に位置する給水塔を撤去した後、その場所に計画するものとします。

本住宅の周辺は、中低層の住宅が建ち並び、各所に田畑がみられます。北東側には大規模災害時用施設として広域避難場所に指定されている末広公園があり、多目的グラウンドや市民総合体育館・プールが併設されています。団地から約1km圏内に市立の小中学校やこども園があります。また、市道上町末広線を挟んだ北西側には、既に建替済の泉佐野東羽倉崎住宅があり、南海羽倉崎駅より海側には、イオンモールやコーナン、りんくうプレミアムアウトレットが立地しています。近くに国道26号等の大きい幹線道路やスポーツ施設がありますが、団地内は閑静で、いずみさのコミュニティバスのバス停もあり、生活のしやすい環境です。

現在の集会所では自治会による集会活動のほか、「ふれあいリビング」等憩いの場としても利用されています。また、地域住民による健康増進イベント「泉佐野元気塾」も毎月開催されています。近年は、夏場に「はぐら夕涼み会」も実施され、縁日やキッチンカーが出店されるなど活発な自治活動が行われています。

昨今、働き方や価値観の多様化、一人暮らし世帯の増加など、様々なライフスタイルが登場しています。また、災害や異常気象に対する防災意識も高まっており、今後さらに住民間の人間関係の確立や相互理解、助け合い等が重要となるでしょう。

これらを踏まえ、更なる住民間の交流の場や憩いの場、健康長寿のための活動拠点や自主防災活動の拠点など、住民間の多様な活動を支える場としての機能を備える、「人と人とをつなげる場」となるような集会所の提案を募集します。

 

◆応募要領

◆スケジュール

 ※応募登録の受付は終了しました。338件(340人)の応募登録をいただきました。

 (応募登録期間:令和6年9月9日(月曜日)午後2時から令和6年12月6日(金曜日)午後5時まで)

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