ここから本文です。
あいあい住宅
あいあい住宅は、府営住宅を新しく建設・整備する場合の標準的なタイプで、介助が必要になったり車椅子を使用することになっても、安心して住み続けることができるように、段差をなくし手すりを付けるなどの工夫をしています。
また、エレベーターはもちろん、道路から住棟へスロープを設置しています。
「あいあい」とは、「愛情」の「愛」と「ふれあい」の「あい」を意味し、また、「和気あいあい」の「あいあい」の意味も含んでいます。
あいあい住宅の仕様
- 玄関の扉以外は車椅子でも使いやすい引き戸
- 室内の段差をなくしています(玄関あがりかまち、浴室、バルコニー出口を除く)
- 押しやすいワイドスイッチを採用
- 台所・浴室・洗面の3箇所給湯方式を採用
玄関・廊下
- 玄関扉は、レバーハンドルを採用
- 補助手すりを設置し、靴の脱着を安全に行えます
- 車椅子を置くスペースも考慮した広い玄関ホール
- 広い廊下には段差がなく移動しやすくなっています
台所
- 少し大きめサイズのコンロ台(150cm×60cm)を採用
- レバー式混合水栓を採用
浴室
- ゆったりくつろげるひとまわり大きな浴槽で、安全で出入りしやすいように、落とし込んでいます
(またぎ寸法35から45cm) - 扉は折れ戸を採用して出入り幅も広くしています
- 入口と浴室内に手すりを付け、段差も可能な限り低くしています
- レバー式混合水栓を採用
洗面所
- 車椅子も動きやすい広いスペース
- レバー式混合水栓を採用
トイレ
- 車椅子が使えて、介助しやすい広いスペース
- 手すりの設置
- 暖房器具用のコンセントの設置