印刷

更新日:2024年9月27日

ページID:26737

ここから本文です。

みんなで育てる花いっぱいプロジェクトについて

目的

子どもたちが育てた花の苗を通して、人々の結びつきや地域の結束力を固めることで地域力の再生を図るとともに、都市緑化を推進することで、緑豊かなうるおいあるまちづくりが始まることを目指します。

内容

  • 大阪府が3年間、小学校や中学校などに土と種や苗等の資材を支給し、技術支援を行います。
  • 学校内で子どもたちが花を育てます。
  • 育てた花は学校内の緑化に利用したり、道路などの地域の緑化に活用します

子どもたちの手による移植作業子供とパンジー

プロジェクトの流れ

みんなで育てる花いっぱいプロジェクトによって、学校や地域の人々で活用方法を工夫し、自らの手で「緑豊かなうるおいあるまちづくりを創出すること」をめざしています。

花を植えるだけでなく、花を介した地域づくり、まちづくりへと展開していく・・・。このプロジェクトがそのきっかけとなり、「美しい大阪をつくっていくこと」を願っています。

活動の流れ

(1)スケジュールの打合せ

学校、地域、大阪府(土木事務所)の3者で、作業の日程や役割分担等について打合せや調整をします。

打合せの様子1

打合せ

打合せの様子2

学校現場確認

(2)移植作業(種まき)

プラグ苗をビニールポットに移植したり、種をビニールポットにまきます。

移植作業当日は大阪府の技術指導のもと、地域と学校が連携して作業を行います。

作業に説明

1.作業の説明

土作り

2.土作り

ビニールポットに土を入れる1

3.土作り

ビニールポットに土を入れる2

4.ビニールポットに土を入れる

プラグ苗をビニールポットに移植

5.プラグ苗をビニールポットに移植

プラグ苗をビニールポットに移植

6.プラグ苗をビニールポットに移植

トレイに並べ、育苗する場所に運ぶ

7.トレイに並べ、育苗する場所に運ぶ

最後に水やり

8.最後に水やり

(3)育苗管理

育苗期間中は、学校が中心となって花苗の世話を行い、花壇等に植えられる大きさになるまで育てます。

水やり

必要に応じて雑草抜き・施肥など

雑草抜き・施肥など

(4)植え付け

大きく育った苗を、地域の方に引き渡したり、みんなで花壇等に植えつけます。
地域の方には花壇等の維持管理を行っていただきます。

地域の方へ引渡すセレモニー

地域の方へ引渡すセレモニー

子どもたちが自ら植え付け こどもたちの植付の様子

子どもたちが自ら植え付け

プロジェクトで育てた花苗の利活用の事例

学校での利活用

学校周辺の花壇・プランター

校内花壇

学校行事での飾りつけ・卒業生へのプレゼントなど

学校行事での飾りつけなど

押し花などのクラフトに利用

公共空間での利活用

育てた花苗の約半分は、地域でのみどりづくり等、公共空間で利活用していただきます。

府道への植え付け

街路の植栽帯(ロマンチック街道)

街路の植栽帯(豊中ロマンチック街道)

プランターでの道路緑化

企業が管理する花壇

事例紹介

地域の団体や企業と連携して交流が広がっている事例や3年間のサポート終了後の自主活動の事例

豊中市立克明小学校(2期校)…岡町付近の自治会が中心となって…
  • 克明南部連合自治会
  • 岡町自治会
  • 岡町北1丁目自治会
  • 岡町北2丁目自治会
  • 岡町北3丁目自治会
  • 岡町南1丁目自治会
  • 二葉自治会
  • 豊山クラブ

学校区を中心に活動を継続していきたいです!

克明小の活動の様子1 克明小の緑化の様子

豊中市立上野小学校(2期校)…上野小卒業生と上野自治会…
  • 上野坂公園
  • 上野坂2丁目公園
  • 上野坂2丁目第3公園

公共の公園を地域で植え付け・維持管理しています。

上野小の植え付けの様子 上野小の緑化の様子

茨木市立葦原小学校(6期校)…府道の中央分離帯の緑化、美化に活用…

葦原小学校の子ども達が花プロで育てたナノハナやワタの苗を活用し、かつてゴミの投棄が絶えなかった府道の中央分離帯を地元企業やボランティアの方の手で緑化、美化しました。

種まき作業 種まき後水やり

育てた綿の写真 綿の植栽状況

東大阪市立太平寺小学校(2期校)…花プロ2年目にして自立…
  • 東大阪ロータリークラブから資材提供いただいています。
  • 東大阪ロータリークラブの一員である竹中庭園緑化(株)より技術指導の講師を派遣していただいています
  • プロジェクトを始めて2年目で経済面や技術面での自主活動が行えるようになりました。

太平寺小の活動の様子1 太平寺小の活動の様子2

羽曳野市立高鷲小学校(1期校)、高鷲南小学校(2期校)…地域と連携し、アドプトロード団体を結成…
  • 高鷲小及び高鷲南小が連携して活動しています。
  • 地元町会や商店会、中学校、企業(近畿日本鉄道(株)、近畿ニッポンレンタカー(株))等とともに「高鷲駅前を育む会」を結成し、平成19年3月にアドプトロード団体「アドプトロード高鷲」として活動開始。
    アドプトロード団体とは
  • 「高鷲駅前を育む会」は花苗の定植活動の他、花壇の維持管理、道路清掃、子どもたちの絵を飾る「ロードギャラリー」、育む会通信の発行等を行っています。
  • このプロジェクトで育てた花を活用し、さまざまな人々との交流・連携を深めています。

高鷲の活動の様子 高鷲の植え付けの様子

和泉市立富秋中学校(4期校)…地域のボランティアと共同作業…
  • 地元のボランティア団体の「Its咲かせ隊」と連携して活動を行っています。
  • このプロジェクトが近隣の学校、地元商店街、幼稚園等との連携や、地域全体の交流を深めるきっかけとなっています。

学校内花壇 学校花壇への活用

地域住民と植付 地域ぐるみで緑化に取り組んでいます

和泉市立いぶき野小学校(5期校)…和泉中央駅の賑わいづくりとの連携…
  • いぶきの小学校の事例写真和泉中央駅の周辺地域を美しく彩と賑わいのあるまちにしていくことを目的に行われている「地域の魅力・顔づくりプロジェクト」と連携し、和泉中央駅の連絡通路に花を出荷。
  • 児童が移植作業を地域の方や近隣中学校の生徒と一緒に行い、交流を行いました。

各土木事務所 みんなで育てる花いっぱいプロジェクトのページ(リンク先)

このページの作成所属

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?